帝人フロンティアはこのほど、新型コロナウイルスの影響により対面での商談が困難な状況となっていることから、感染拡大防止のためにオンライン商談会用のウェブプラットフォーム(PF)を開発し、先月から運用を開始したと発表した。
開発したウェブプラットフォームは、生地や製品の写真、動画、テキストなどのコンテンツを自由に組み替えて掲載できるため、個別に新たな商談用の仮想ブースを設置するのに比べ、準備時間と経費を大幅に削減する。同社グループ共通のプラットフォームのため、全部署で顧客とのオンライン商談に活用できるほか、複数の商談会の同時開催にも対応する。また、実際に対面することなく、国内外の顧客に対し、従来の商談に近い形で資料を提示することができる。
同社は、ウェブプラットフォームを顧客に向けた商談会やプレゼンテーションに活用し、さらに、自社主催のオンライン展示会と連携を図ることなどにより、内容の充実を目指していく考えだ。