デンカは31日、カーバイドについて4月1日納入分から値上げする、と発表した。改定幅は「トン6万5000円以上」。
電力コストの上昇により、電力多消費製品であるカーバイドの製造コストを直撃し、また、電力以外の燃料や製造設備の維持・更新費用も増加している。同社は、製造および諸経費の削減など徹底した合理化に努めているものの、自助努力の限界を超えていることから、カーバイドの安定供給のため、適正な価格を確立すべく、今回、値上げの実施を決定した。
2023年2月1日
2022年6月20日
2021年10月18日