クラレ 「クラレレポート2019」を発行

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2019年6月6日

 クラレはこのほど、「クラレレポート2019」(統合報告書)を発行した。同レポートはA4版、カラー46ページ。

 長期ビジョン「Kuraray Vision 2026」で掲げた、ありたい姿である「独自の技術に新たな要素を取り込み、持続的に成長するスペシャリティ化学企業」の実現に向け、昨年スタートした中期経営計画「PROUD 2020」の取り組みや、ESGを中心とした価値創造のための基盤などを紹介している。

 ウェブ版サステナビリティサイトは、同レポートでは十分に伝えられなかったサステナビリティ関連の詳細情報を加え、「トップステートメント」「サステナビリティマネジメント」「安全報告」「環境報告」「社会性報告」「コーポレート・ガバナンス」の項目に分けて整理し、発信している。また、レスポンシブウェブデザインを採用し、スマートフォン・タブレットでも快適に閲覧できる。

 なお、サステナビリティサイトは、サステナビリティ報告書の世界的なガイドライン「GRIスタンダード2016」を参照し、報告を行っている。

 クラレレポートは、株主・投資家をはじめとする全てのステークホルダーに、同社グループの中長期的な価値創造について、財務情報に加え、ESG(環境・社会・ガバナンス)などの非財務情報の紹介を通じて、より一層理解を深めてもらうことを主眼としている。

 同社グループでは、引き続き、レポートの内容の充実を図りつつ、ステークホルダーとの建設的な対話を続けていく。