クラレ 人事(7月1日)

2021年7月1日

[クラレ・人事](7月1日)▽経営企画室担当補佐兼経営企画室グローバルデジタルトランスフォーメーション推進チーム(GDX推進チーム)リーダースタンリーフクヤマ(Stanley Fukuyama)。

クラレ 組織改正(7月1日)

2021年7月1日

[クラレ/組織改正](7月1日)▽クラレグループのデジタル戦略を包括的に推進し、プロセス革新とイノベーション創出を加速することを目的として、経営企画室内に「グローバルデジタルトランスフォーメーション推進チーム(GDX推進チーム)」を新設する。

三菱ケミカル バイオ由来ポリエステル特許、クラレに供与

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2021年6月29日

 三菱ケミカルは28日、同社がもつバイオマス原料由来ポリエステルに係る基本特許を含む関連特許について、クラレおよびクラレトレーディングとライセンス契約を締結したと発表した。ライセンス対象の製品は、再生可能なバイオマス原料によるPET(ポリエチレンテレフタレート)。繊維をはじめ様々な用途が見込まれており、従来の石油由来の製品と比べ、温暖化ガスの排出量を抑えることができる。

 同特許は、バイオマス原料由来の高品質ポリエステルそのものに関する物質特許。製造販売など事業を行う上で必要な基本特許となり、これまで日本のみならず米国、欧州、中国で特許登録を完了している。

 さらに、三菱ケミカルは、今回の特許以外にもバイオマス原料由来の製品に関する特許を数多く保有している。今後、環境負荷の低いバイオマス原料由来の製品を普及させるために、自社事業の拡大だけではなく、外部との協業やライセンス供与を積極的に推進させることで、持続可能な新炭素社会の構築に貢献していく。

クラレ コロナワクチン、職域接種を倉敷事業所で実施

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2021年6月22日

 クラレは21日、政府方針を踏まえ、倉敷事業所(岡山県倉敷市)での新型コロナウイルスワクチンの職域接種の実施を決定したと発表した。同事業所と倉敷市内のクラレグループ社員および協力企業社員が対象で、準備が整い次第、7月から接種を開始する予定。

 同社グループは、ワクチン接種に関する自治体の負担軽減に引き続き協力するとともに、社員ならびに地域住民の安全・安心の確保、感染拡大の防止に貢献していく。

クラレ イソプレンケミカル関連製品を来月から値上げ

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2021年6月22日

 クラレは21日、イソプレンケミカル関連製品を7月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は現行価格から「10~30%アップ」。

 対象製品の各種コストの上昇は自助努力によるコスト吸収の範囲を超えるものとなっており、同社の事業収益は一段と悪化が進んでいる。このような状況下、採算改善を行い、安定供給を維持するために今回、価格改定の実施を決定した。

クラレ カルゴン社のUV・バラスト事業を伊社に売却

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2021年6月11日

 クラレは10日、米国子会社カルゴン・カーボン社のUV(紫外線)や活性炭・ろ過膜を使って船舶のバラスト水を処理する事業を、イタリアのデ・ノラ・ウォーターテクノロジーズ社に売却すると発表した。譲渡日は今月末日を予定。譲渡金額は非公開としている。

カルゴン社のUV・バラスト事業を売却する(デ・ノラ社ウェブサイトより)
カルゴン社のUV・バラスト事業を売却する(デ・ノラ社ウェブサイトより)

 クラレが2018年に買収した世界最大の活性炭メーカーであるカルゴン・カーボン社は、瀝青炭系、木質系、ヤシ系の幅広い活性炭を展開し、水・大気の浄化など環境関連用途で広く使用される活性炭ビジネスの拡大を図っている。クラレは、カルゴン・カーボン社の事業ポートフォリオの見直しを進めた結果、UV・バラスト事業のリーディングカンパニーであるデ・ノラ社への譲渡を決めた。

 同事業のバラスト水処理システムは、沈殿物とプランクトンをろ過などで除去したのち、さらに微生物やバクテリアを中圧UVランプにより殺菌するもの。事業譲渡先のデ・ノラ社は、持続可能な技術を提供するグローバル企業であり、1923年の創業以来、工業用電気化学プロセスと水・廃水処理ソリューションのパートナーとして、革新的な電極や電気化学システム、高度なろ過、消毒技術を提供している。近年は、脱炭素化や水素社会に向けたエネルギー転換に対応する革新的なソリューション開発に取り組んでいる。

クラレ PVBフィルムなど2製品、来月1日から値上げ

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2021年6月10日

 クラレは9日、ポリビニルブチラール(PVB)フィルム「トロシフォル」とアイオノマーシート「セントリグラス」について、7月1日出荷分からグローバルで値上げすると発表した。改定幅はいずれも「0.30USドル/sqm以上」(厚み0.76mm/30ミル換算)。

 対象製品の主要原材料や物流費用など含めたコストの上昇は、同社の自助努力によるコスト吸収の範囲を超えてきている。こうした中、安定供給を維持するために価格改定を実施する。なお二製品については、5月からの値上げも打ち出していた。

クラレ PVB樹脂を値上げ、安定供給の維持図る

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2021年6月10日

 クラレは9日、ポリビニルブチラール(PVB)樹脂「モビタール」について、7月1日出荷分からグローバルで値上げすると発表した。改定幅は、国内向けが「50円/kg以上」、アジアパシフィック、北中南米、中東・アフリカ向けが「500USドル/t以上」、欧州向けが「400ユーロ/t以上」となっている。

 対象製品の主要原材料や物流費用などを含めたコストの上昇は、同社の自助努力によるコスト吸収の範囲を超えていることから、安定供給を維持するために今回、価格改定の実施を決めた。

 

クラレ 人とくるまのテクノロジー展オンラインに出展

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2021年6月1日

 クラレは、オンラインで開催されている自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2021」(5月26日~7月30日)に出展している。

 脱炭素社会の実現に向けた動きや、CASE領域での技術革新によって、自動車業界は変革期を迎え、人とくるまの未来は大きく変化。同展示会では、独自性の高い同社グループの技術を「環境対応素材」「車載用電子部品」「電池関連製品」「水素・燃料電池関連技術」「熱マネジメント」「抗菌・抗ウイルス・ニオイ」「ウインドウの高機能化」「外装デザイン」「HMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)・ディスプレイ・内装」「イージーメンテナンス」「設計支援」の11のカテゴリーで紹介する。

 同社は、素材とニーズを結び付けるソリューション提案によって、顧客と共に新時代の価値創造に取り組む。