クレハ

　クレハは9日、2024年3月期第2四半期（4―9月期）の連結業績（IFRS）を発表した。売上収益は前年同期比13％減の885億円、営業利益45％減の91億円、純利益44％減の68億円の減収減益となった。

　同日の決算説明会で、田中宏幸取締役常務執行役員は

［クレハ／3月期業績予想を修正］（9日）単位100万円、カッコ内は前回予想（2023年5月12日発表）。▽連結（通期）＝売上収益180,000（190,000）、営業利益14,000（22,000）、純利益10,500（15,500）。

［クレハ／3月期中間決算］（9日）単位100万円、カッコ内は対前年同四半期増減率。▽連結（国際会計基準：IFRS）＝売上収益88,490（▲13.0％）、営業利益9,148（▲45.3％）、純利益6,797（▲44.2％）。

　クレハが8日に発表した2024年3月期第1四半期（4―6月期）の連結業績（IFRS）は、売上収益は前年同期比11％減の438億円、営業利益39％減の49億円、純利益41％減の32億円となった。主力とする機能製品事業のリチウムイオン二次電池（LIB）用バインダー向けのフッ化ビニリデン樹脂が振るわず、減収減益だった。

　セグメント別に見ると、