東ソー クロロプレンゴムを値上げ、コスト上昇に対応

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2024年4月24日

 東ソーは23日、クロロプレンゴム「スカイプレン」全品種について、5月20日出荷分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、硫黄変性グレードが「57円/kg以上」、その他グレードが「47円/kg以上」。

 様々な物価の高騰を背景に、諸原料価格および固定費の増加、物流コストが上昇している。同社は、コストの低減・省力化・物流の効率化などのあらゆる施策を実施してきたが、こうしたコスト上昇は努力の限界を大幅に超えていることから、今後の事業継続および国内での安定供給維持のため、今回、価格改定せざるを得ないと判断した。

東ソー クロロプレンゴムを再値上げ、安定供給を維持

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2022年6月9日

 東ソーは8日、クロロプレンゴム「スカイプレン」全品種を6月21日納入分から「100円/kg」値上げすると発表した。同製品については、3月発表(5月1日納入分から実施)に続く値上げ。

 昨年以降、ユーティリティコストの上昇が続く中、コストの急騰や高止まりは、同社の自助努力の限界を大幅に超えている。事業採算の確保が不可能な状況にあることから、製品の安定供給と事業の維持継続のため、価格改定を速やかに実施せざるを得ないと判断した。

東ソー クロロプレンゴムを値上げ、コスト上昇に対応

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2022年3月30日

 東ソーは28日、クロロプレンゴム「スカイプレン」全品種について、5月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「60円/kg」。

 原材料およびユーティリティコストは、昨年以降上昇が続いており、さらに今回のウクライナ情勢の緊迫化により、一段と騰勢を強めている。こうしたコストの上昇は、自助努力の限界を遥かに超えており、事業採算の確保が極めて困難な状況にあることから、製品の安定供給を維持するためにも、速やかに値上げを実施せざるを得ないと判断した。

 

東ソー クロロプレンゴムを値上げ、採算是正を図る

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2021年8月19日

 東ソーは17日、クロロプレンゴム「スカイプレン」全品種について、9月16日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「キロ40円以上」。

 クロロプレンゴムの世界需要はラテックス用途を中心に伸長しており、供給不足は今後も継続が見込まれる。また、ユーティリティコストや物流費、設備維持・補修費用の上昇は、自助努力の限界を超えていることから、適正な採算確保が困難な状況となっている。こうした中、同社は製品の安定供給を維持するためにも、値上げせざるを得ないと判断した。