ハイケムは1日付で、「持続可能性(サステナビリティ)」と「技術革新(イノベーション)」を包括する「サステナベーション本部」を新設したと発表した。
同社は、昨年度に策定した第五次中期経営計画の中で「持続的成長が可能な企業」を目指すビジョンを設定。今年度はさらにそれを進化させ、各関連事業を発展させる目的で「サステナベーション本部」を設置した。同部門では、ハイケムのコア事業の1つであり成長の源泉であるC1ケミカル事業や触媒事業を中軸に、PLA(ポリ乳酸)をはじめとする生分解性材料の普及に向けた取り組みやカーボンリサイクル、水素事業実現に向けた事業展開を行っていく。
新組織の体制では、新設した「サステナベーション本部」の配下に、ライセンス事業や同事業から派生する水素事業とカーボンリサイクル事業を統括する「C1ケミカル事業部」、生分解性材料を取り扱う「素材事業部」、触媒を取り扱う「工業触媒部」などを置く。