出光興産はこのほど、次代の美術界を担う若手作家の発掘・育成を目的とする「シェル美術賞」を 、「Idemitsu Art Award」に4月から改称した。
「シェル美術賞」は、40歳までの若手作家を対象とする公募制の美術賞。1956年の創設以降、50回の歴史を通じて、数多くの若き才能に光を当て美術の可能性を広げてきた。今回、同美術賞を改称し、若手作家へのさらなる支援を目的に、グランプリの賞金を300万円に増額する。
「Idemitsu Art Award」は、
2022年4月12日
2020年11月24日
出光興産はこのほど、「シェル美術賞2020」のグランプリに今西真也氏の「Story‐Where are we going ?」を選出した。また、グランプリを含む8点の受賞作品と46点の入選作品を決定している。
次世代を担う若手作家を対象とする「シェル美術賞」は、1956年の創設から64年目(49回目)を迎えた。今年は597人の作家から昨年を超える846点の作品応募があり、木村絵理子氏(横浜美術館主任学芸員)、角奈緒子氏(広島市現代美術館学芸員)、中井康之氏(国立国際美術館研究員)、鷲田めるろ氏(画家、十和田市現代美術館館長)、大庭大介氏(シェル美術賞2003入選)の5人が審査員を務めた。
受賞作品8点に入選作品46点を加えた計54点を、来月9日より国立新美術館で開催する「シェル美術賞展2020」にて展示し、会期中に表彰式を行う予定。