SEMIはこのほど、SEMI SMG(Silicon Manufacturers Group)によるシリコンウエハー業界の分析結果を基に、第3四半期(7-9月期)の世界シリコンウエハー出荷面積が29億3200万平方インチと4四半期連続で減少し、第2四半期(4-6月期)の29億8300万平方インチから1.7%減少したと発表した。
前年同期比では9.9%の減少となる。SEMI SMGのニール・ウィーバー会長(Shin‐Etsu Handotai America技術TS担当ディレクター)は「シリコンウエハーの世界出荷面積は引き続き、過去最高であった昨年を下回る水準で出荷されている。地政学的な緊張と全体的な景気減速が、今年のシリコン需要にマイナスの影響を与えている」とコメントしている。