BASFはこのほど、コーティングス事業本部の自動車補修用塗料のプレミアムブランド「R-M」とジャガー・ランドローバー(英国:JLR)が、アジア太平洋市場でのJLRグローバルボディ&ペイントプログラムの開発・実施のためのパートナーシップ協定を締結したと発表した。設備計画、ツール、技術的コンプライアンスなどボディショップのビジネスインフラストラクチャを最優先に考慮し、バランスのとれたアプローチにより、車体修理と補修塗装が業界基準を超えるよう、今後3年間支援する。
「R-M」は水性塗料やハイソリッド溶剤塗料など環境に配慮した自動車補修用塗料を市場展開し、溶剤削減の法的要件にも対応し、仕上がりや耐久性も溶剤塗料と同等。顧客サポートのための最新補修技術のノウハウ、調色の豊富な専門知識・膨大なデータベースにより多くの自動車企業で採用されている。また、高品質で効率的な補修プロセスのための「RODIM」塗装用副資材も提供している。
これら保証された方法と専門知識を提供するグローバルな包括的サポートネットワークにより、JLRの厳しい補修要件とプロセス基準を満たすトータルブランドペイントソリューションを実現する。
BASFの包括的アドバンストビジネスソリューションの革新的サービス、ツール、トレーニング、パフォーマンス管理モジュールにより、JLR認定ボディショップのプロセスと総合パフォーマンスを改善し、同ネットワークと指定小売業者の収益性・効率性の向上を支援。これにより、世界中の同ネットワーク全体で一貫した高い国際標準を保証し、最も効率的なプロセスで最高の修理品質を保証し、最高水準の顧客サービスを提供していく考えだ。