クラレノリタケデンタルは6日、より効率的に高精度、高審美なジルコニア修復物の製作を可能にするミリングマシン、スキャナー、歯科用陶材、ジルコニア材料を、今月21日に歯科技工所向けに新発売すると発表した(スキャナーは昨年12月に発売)。
近年、クラウンなどを使った補てつ治療では、CAD/CAM装置の普及により脱金属化が拡大する中、より天然歯に近い審美性や強度を持つセラミック修復に対するニーズが高まっている。同社は、ジルコニア材料の開発、関連機器やソフトウェアの拡充を進めることで、高品質なセラミック修復物の製作を行う歯科技工所のニーズに応える。
今回発表したのは、「歯科用ミリングマシン MD‐500」「カタナデンタルスキャナー E4」「セラビアンZR 新シェード」「ノリタケカタナジルコニア」の4製品。なお、発売に先立ち、パシフィコ横浜で開催される「第48回横浜デンタルショー」(12~13日)で商品展示、デモンストレーションを行う予定。