セキスイハイム中部 愛知で「スマートハイムTB」を公開

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2019年4月12日

 積水化学工業のグループ会社であるセキスイハイム中部は、愛知郡東郷町で「スマートハイムTB」シリーズの機能を搭載した2棟のオープンハウスを4月26日から公開する。

 「スマートハイムTB」を搭載したA棟は、太陽光発電システム(PV)とトライブリッドパワコンを設置している。初期費用を抑え、将来のEV購入時にV2Hスタンドを増設できるモデル。

 「スマートハイム VtoHeimPlus TB」搭載のB棟は、PV・蓄電池・V2Hスタンド・トライブリッドパワコンを標準採用しており、入居時からEVと住宅の連携が可能。EVへの充電や、停電シミュレーションなどが体験できる。

 開館時間は午前10時から午後6時。毎週火曜と水曜が定休日(そのほか、同社定休日に準じる)。見学は予約制。

 セキスイハイムグループでは、2月23日にPVと蓄電池、EVが連携し、暮らしに合わせた電気の使い方を提案するV2H住宅の新機能「スマートハイムTB」シリーズを発売した。PVと蓄電池、EVを接続するV2Hスタンドの3機器を、1つのシステムとして連携できるトライブリッドパワコンを標準採用している。

 同社の販売エリア(愛知・岐阜・三重・石川・福井・富山)は、EVとプラグインハイブリッド車(PHEV)の保有台数、充電スタンドの設置数が多い地域。一方で、大都市部を除き、公共交通機関が整備されていない地域が多いにもかかわらず、ガソリンスタンドの減少率が高い地域もある。

 これらの地域の中でも、特に車が欠かせないエリアで、EVと連携する住宅のイメージを掴んでもらう体験型のオープンハウスを公開し、環境性・経済性・停電時の安心メリットを理解してもらうことで、需要の顕在化を図る。