デンカ 青海工場で火災発生、人的および物的被害なし

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2022年8月30日

 デンカは29日、青海工場(新潟県糸魚川市)において、28日午後3時ごろ工場内仮設プレハブ事務所で火災が発生したと発表した。

 消防当局による消火活動により、同日午後4時10分ごろに鎮火を確認。人的および物的被害はなく、プラントは生産を継続している。発生原因については関係当局と共に調査中で、原因が判明次第、関係当局の指導に従って適切な再発防止対策を実施する。

 同社は「多くの方々にご心配をお掛けすることとなり、深くお詫び申し上げます」とコメントしている。

 

デンカ ポリビニルアルコールを値上げ、「60円/kg」

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2022年8月23日

 デンカは22日、ポリビニルアルコール(PVA)「デンカポバール」について、9月10日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「60円/kg」。

 同社は、昨年から断続的にPVAの価格改定を実施している。今年に入ってからも3月、4月と値上げし、今回は約5ヵ月ぶりとなる。PVAは需給バランスがさらにタイト化しており、製品供給も一層ひっ迫している状況。同社は、市場への安定供給を維持するために、価格改定が必要と判断した。

デンカ 球状シリカと球状アルミナを10月から値上げ

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2022年8月19日

 デンカおよび子会社のデンカアドバンテックは17日、「デンカ球状シリカ」および「デンカ球状アルミナ」について、10月1日納入分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、「デンカ球状シリカ」の「FB」「FBX」「SFP」グレードが「70円/kg以上」、「デンカ球状アルミナ」全グレードが「155円/kg以上」となっている。

 当該製品製造時に使用する電力、ガスなどのユーティリティ価格ならびに原材料価格が引き続き上昇している。同社は、さらなる生産効率化や諸経費の削減など、徹底したコスト削減に取り組んできたが、製造コスト上昇は自助努力で吸収できる範囲を超える状況にあることから、製品の安定供給ならびに事業の維持継続のため、値上げせざるを得ないと判断した。

デンカ 人事(2022年9月1日)

2022年8月19日

[デンカ・人事](9月1日)▽ライフイノベーション部門研究開発企画推進部長、同部門副部門長三浦隆昭▽同部門ワクチン・試薬開発部副部長加藤大介▽同部門ワクチン・診断薬事業本部国内試薬部POCT販売課長小林直人▽同部門研究開発企画推進部課長藤井健治▽同部門ワクチン・試薬開発部グループリーダー村松志野▽同桑原三和▽コーポレートコミュニケーション部課長村田聡士(10月1日)▽解兼渋川工場エレグリップ課長、電子材料部長小西宏典▽同工場電子材料部エレグリップ課長武末博則。

 

デンカの4-6月期 原材料高騰で2部門が営業損失に

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2022年8月8日

 デンカは5日、2023年3月期第1四半期(4-6月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比9%増の944億円、営業利益37%減の49億円、経常利益32%減の51億円、純利益30%減の43億円だった。

 部門別に見ると、

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デンカ セメント・固化材を値上げ、石炭価格上昇に対応

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2022年8月5日

 デンカは4日、セメント・固化材について10月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「3000円/t」。

 セメント・固化材事業では、石炭価格が上昇し、また急速に円安も進んでいる。同社は徹底したコスト改善に取り組んでいるが、自助努力だけではコスト高騰を吸収することが困難であることから、値上げせざるを得ないと判断した。

 

デンカ 人事(2022年8月1日他)▽

2022年8月2日

[デンカ・人事](1日)▽青海工場有機第二部長、技術課長中本潤(9月1日)▽ポリマーソリューション部門事業推進部長大澤悟▽同部門ケミカルリサイクル推進プロジェクト社会実装推進グループリーダー兼管理グループリーダー、同部門副部門長佐藤英次▽Denka Performance Elastomer LLC Executive Officer and Vice President浦守。

 

デンカ カセイソーダを値上げ、採算是正を図る

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2022年8月2日

 デンカは1日、カセイソーダについて今月22日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「30円/kg以上」(固形分換算)。

 カセイソーダ事業は、原燃料価格の高騰により採算が急激に悪化している。同社は、徹底したコスト削減に取り組んでいるものの、自助努力では吸収できない状況にあることから、今後も安定供給を維持するために、価格改定せざるを得ないと判断した。

デンカ クロロプレンゴムを値上げ、製造コストが上昇

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2022年7月26日

 デンカは25日、クロロプレンゴム「デンカクロロプレン」について、9月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は、国内が「65円/kg以上」、輸出が「500ドル/t以上」および「450ユーロ/t以上」となっている。

  クロロプレンゴムの世界市場は好調な需要を背景に需給バランスがひっ迫しており、すべての需要に応えられない状況が続いている。同社は、原燃料価格の上昇による製造コスト増は自助努力の限界を超えていることから、製品の安定供給ならびに事業の維持継続のためには、価格改定せざるを得ないと判断した。