デンカ 人事(6月1日)

2021年5月25日

[デンカ・人事](6月1日)▽ライフイノベーション部門ウイルス製剤部長山本聡▽デンカ工販社長兼上越デンカ生コン社長兼新潟デンカ輸送社長永井健司▽デジタル推進部情報システム室長坂野寿信▽五泉事業所経理部システム課長、同事業所流通戦略部受注管理課長林亨(7月1日)Denka Chemicals Holdings Asia Pacific Private Limited General Manager,Group Technologies堀尾勝司。

 

デンカ 組織改正(6月1日)

2021年5月24日

[デンカ/組織改正](6月1日)▽ライフイノベーション部門「ウイルス製剤部」の設置①がん治療ウイルス製剤「G47Δ」プロジェクトの商業生産開始に向けて「ウイルス製剤部」を新設する。

デンカ ポリビニルアルコールを値上げ、コスト高に対応

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2021年5月21日

 デンカは20日、ポリビニルアルコール「デンカポバール」について、今月24日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「35円/kg」。

 ポリビニルアルコール市場において需給バランスのタイト化が進行しており、製品の供給もひっ迫した状況となっている。酢酸ビニルモノマーなどの各種原材料のコストは上昇しており、ユーティリティや物流費についてもコストアップとなっている。こうした中、同社は、継続してコスト削減に努めているものの、これらのコスト上昇は自助努力で吸収できる範囲を超えており、製品の安定供給と事業継続のため、価格改定せざるを得ないと判断した。

デンカの3月期 減収の中で営業利益は過去最高を更新

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2021年5月14日

 デンカは12日、2021年3月期の連結業績を発表した。売上高は前年比7%減の3544億円、営業利益は10%増の347億円、経常利益は7%増の321億円、純利益は微増の228億円の減収増益となった。

 オンライン会見において今井俊夫社長は「新型コロナ影響によりクロロプレンゴム(CR)などの販売数量が大幅に減少したが、電子・先端プロダクツ製品やヘルスケア分野の新製品が大きく寄与し、過去最高の営業利益を達成した。スペシャリティー化推進の効果だ」と説明した。

 セグメント別では、

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デンカ 3月期決算(12日)

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2021年5月13日

[デンカ/3月期決算](12日)単位100万円、カッコ内は対前期増減率。▽連結=売上高354,391(▲6.9%)、営業利益34,729(9.9%)、経常利益32,143(7.0%)、純利益22,785(0.4%)。

デンカ 米国向けに新型コロナ抗原迅速診断キットを供給

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2021年5月6日

 デンカは28日、米国Xtrava Health社と提携し、新型コロナウイルス抗原迅速診断キット「クイックナビ-COVID19 Ag」を、「SPERA COVID19 Ag Test」としてXtrava社に供給すると発表した。

米国向けに供給するコロナ抗原迅速診断キット
米国向けに供給するコロナ抗原迅速診断キット

 米国では新型コロナ感染拡大防止に向けた緊急政策の下で、医療機関だけでなく介護・教育施設や自宅などでの検査体制の拡充が検討されている。集団スクリーニングテストの対象範囲拡大や検査頻度の増加などにより今後検査需要がさらに増えると予測されることから、迅速かつ簡易に使用できるデンカの抗原迅速診断キットを供給し、米国市場に本格参入する。

 Xtrava社は「SPERA」の発売実現に向けて、今年3月に米国国立衛生研究所(NIH)とRADxに基づく契約を締結。現在、Xtrava社はPOCT(Point of Care Testing)用として米国食品医薬品局(FDA)緊急使用許可取得を目指して臨床試験を進めており、今年後半の販売を目標にしている。

Xtrava Health社のリーダーとコンパニオン・デジタル・テスト・プラットフォーム
Xtrava Health社のリーダーとコンパニオン・デジタル・テスト・プラットフォーム

 デンカの抗原迅速診断キットと、Xtrava社のリーダーで診断キットの結果を読み取る「コンパニオン・デジタル・テスト・プラットフォーム」を組み合わせることで、感度や使い勝手、検査精度向上を図り、一般の人々にも簡易に扱えるように、OTC(処方箋がなくても店頭で購入できる医薬品)市場への導入を目指していく。

デンカ 新型コロナウイルスの変異株、検出システムを開発

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2021年4月21日

 デンカはこのほど、株式の33.4%を保有し業務提携をしている台湾・プレックスバイオ社と共同開発した新型コロナウイルスの変異株を検出する試験研究用試薬を使い、東邦大学医学部と変異株検出システムの検証実験を開始したと発表した。同システムは プレックスバイオ社の高感度かつ同時多項目測定が可能な「IntelliPlex」システムとπコード技術を応用している。

理化学機器(試験研究用)
理化学機器(試験研究用)

 世界的な新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、国内でも変異株拡大が問題になりつつある中、測定にかかる手間や多くの検体の処理に要する時間といった課題があるとされる。この変異株検出システムは、1種類の試薬でイングランド型、ブラジル型、南アフリカ型、カリフォルニア型と呼ばれる変異株のもつ複数種類の変異部位を同時に検出することが可能なことから、測定機関での測定の手間の軽減や迅速な検出に繋がることが期待される。

 デンカは、試験研究用試薬の試作品とプレックスバイオ社の理化学用測定装置を使って、東邦大学医学部の舘田一博教授・石井良和教授(微生物・感染症学講座)と共同で検証実験を開始し、その初期段階に良好な結果を得た。1~2カ月以内に、測定機関に向けて変異株検出システムとしての販売を目指す。

πコード イメージ図
πコード イメージ図

 デンカは、新型コロナ感染症への対策を社会的責務と捉え、関係官庁や公的機関、国内外の研究機関の協力と支援の下、様々な角度から感染症対策に貢献する取り組みを推進。πコード技術のもつ高感度検出・多項目同時測定という特長を最大限に生かして、疫学研究の発展を通じて人々のQOL向上に貢献し、「真に社会に必要とされる企業」を目指していく。

デンカ 人事(1日)

2021年4月20日

[デンカ・人事](1日)▽黒部川電力平井修一発令取り下げ▽電力部長付平井修一(5月1日)▽大船工場管理部長、同工場環境保安・技術部長兼環境保安課長兼品質保証課長日向野正徳▽東日本高圧奥田勝彦▽デンカポリマー大澤悟▽ポリマーソリューション部門機能樹脂部課長久保田英司▽大船工場管理部管理課長木内真一(6月1日)▽Denka Advantech Private Limited General Manager藤本順史。

【化学企業 入社式訓示④】デンカ 今井俊夫社長

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2021年4月7日

 私は今日社長になったばかりで、その意味では皆さんと同じだ。

 世界中を襲った新型コロナウイルスは多くの命を奪い、対面でのコミュニケーションを阻害し、様々な影響を世界に与えた。コロナ禍の中で、気候変動に対する意識は強まり日本もカーボンニュートラルを宣言し、世界の格差は拡大し資本主義の限界が指摘され、また中国との地政学的問題も深刻化するなど、全世界の動きが早送りされたような状況だ。我々もリモートワーク、在宅勤務、時差勤務などの新しい働き方を実践することとなり、仕事の根源的な意味と向き合うことにもなった。

 皆さんは誰も経験したことのないポストコロナという新しい時代のなかで社会人としてのスタートを切るわけで、ニューノーマルではなく最初からノーマルな環境として働くことになる。その意味で、新しい環境をリードする存在になり得るものと期待する。

 当社は2017年に「Denka Value-Up計画」を掲げ、外部環境に左右されない高付加価値事業の集合体への変貌を目指してきた。重点分野であるヘルスケアと環境・エネルギー事業の進展により、昨年度は前年度を上回るレベルの利益を実現できる見込みだ。残りの2年間で計画を仕上げ、その後のデンカのあるべき姿を描いていきたい。

 皆さんには「相手の立場になって考えることができる人」になってほしい。顧客ニーズを正確に捉えることができる。さらに相手の立場になって考えられる職場での安心感は、仕事の生産性に大きく影響する。私は皆さんに「希望と挑戦」を常に与え続けられるような経営を目指したい。そしてデンカで仕事をすることを通じて、社会人として人間として成長できるような会社にしていきたい。「一番上手にできる高付加価値な仕事」に集中することで社会的な課題に敢然と立ち向かい、本日入社された皆さんとともに、デンカを「世界にとってかけがえのない会社」にしていきたいと思う。

デンカ 電子包材用シートを値上げ、原料高騰に対応

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2021年4月5日

 デンカは2日、電子包材用シートについて、5月1日出荷分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、CLCシート(全グレード)が「28円/kg」、ECシート(EC-APグレード以外)が「28円/kg」、ECシート(EC-APグレード)が「53円/kg以上」となっている。

 ベンゼン、ナフサ価格の高騰により主原料であるポリスチレンやポリカーボネートの価格が高騰している。同社はコスト改善に取り組んでいるが、こうした原料の値上がりは自助努力を超えることから、現行価格では安定供給と事業継続が困難であると判断した。