寒波影響から回復傾向も、アジア向けが低水準に
貿易統計によると、米国の3月のポリエチレン(PE)輸出は、前年同月比8.9%減の83万3000tとなった。寒波の影響による生産トラブルや出荷設備の混乱が発生した2月は同17.2%減の74万2000tと大きく落ち込んでいたが、3月は早くも回復傾向を見せている。
3月の輸出先を地域別に見ると、
2021年7月8日
2020年7月3日
2019年10月25日
中国向けはやや減速、ベトナム・韓国などが大幅伸長
貿易統計によると、米国の7月のポリエチレン(PE)輸出は、前年同月比39.4%増の77万3000tとほぼ6月並み(77万5000t)となった。シェール由来の大型エタンクラッカーやPE設備が相次いで稼働を開始し、全世界に輸出が加速。3月に月間70万t超となり、その後も80万tに迫る勢いを見せている状況だ。
7月の主な輸出先は、1位がメキシコ(10万t)、2位がベルギー(8万1000t)、3位がカナダ(6万6000t)、4位が中国(5万700t)、5位ブラジル(5万600t)となった。中国は
2019年7月22日
ベトナム・マレーシア向けが大幅伸長、中国も増加に
貿易統計によると、米国の5月のポリエチレン(PE)輸出は、前年同月比55.4%増の76万5000tと大幅な伸びとなった。
2017~18年5月までは月間30万~40万t台の輸出量で推移していたが、18年6月以降は50万t台となり、10月以降は60万t台と出荷ペースが加速。今年に入ってからも勢いは衰えず、3月以降は70万t台となりさらに増加傾向を強めている状況だ。
シェール由来の大型エタンクラッカーやPE設備が相次いで立ち上がり、世界各地に向けて輸出が本格化していることが背景にある。
5月の主な輸出先は、1位が
2018年12月20日
2018年11月28日