プライムポリマーは7日、ポリエチレン(HDPE、L-LDPE)とポリプロピレン(PP)を、設備維持費の高騰を主な理由に4月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は、いずれも「6円/kg以上」。ただし、一部製品については、加工費や副資材コストが上昇していることから、追加の価格改定を実施するとしている。
対象製品は、人手不足や資材価格高騰に伴う工事費の上昇などにより、設備維持費が大幅に増加。加えて、ユーティリティなどの諸費用も大きく上昇している。こうした厳しい事業環境下、同社はあらゆるコストダウンに取り組んでいるが、自助努力で吸収できる水準を超えていることから、値上げせざるを得ないと判断した。