プライムポリマー PEとPP値上げ、連休明けから実施

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2024年4月18日

 プライムポリマーは17日、ポリエチレン(HDPE、LLDPE)とポリプロピレン(PP)を5月7日納入分から値上げすると発表した。改定幅は、いずれも「15円/kg以上」。

 OPECプラスの協調減産やサウジアラビアなどの自主減産が継続する中、地政学リスク上昇に伴う原油価格高騰に加え、日米の金利差を主要因とした円安影響も重なり、国産ナフサ価格は8万円/klを超える水準で推移すると見込まれる。

 こうした厳しい経済環境下、同社はあらゆるコストダウンに取り組んでいるが、コストの上昇は自助努力により吸収できる水準を大きく超えていることから、価格改定せざるを得ないと判断した。なお同社は、想定したナフサ基準価格が大きく変動する際は、改定幅を修正する場合もあるとしている。

 

プライムポリマー PEとPP値上げ、「8円/kg以上」

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2024年1月30日

 プライムポリマーは29日、ポリエチレン(HDPE、LLDPE)とポリプロピレン(PP)を4月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅はいずれも「8円/kg以上」。一部製品については、副資材コストの上昇、採算是正のため追加価格改定を実施する。

 背景には、今年4月にトラックドライバーの時間外労働上限が規制されることに伴い、運賃単価上昇や新たな配送拠点設置などにより大幅なコスト増が見込まれることがある。これに加え、労務費などの上昇により、設備維持費や委託作業費といった製造コストも増加している。

 こうした厳しい経済環境下、同社はあらゆるコストダウンに取り組んでいるが、コストの上昇は自助努力により吸収できる水準をはるかに超えるものとなることから、価格改定せざるを得ないと判断した。なお同社は、想定した経済環境が大きく変動する際は、改定幅を修正する場合もあるとしている。

 

 

プライムポリマー PEとPP再値上げ、来月から実施

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2023年10月17日

 プライムポリマーは16日、ポリエチレン(HDPE、LLDPE)とポリプロピレン(PP)を11月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「10円/kg以上」。

 OPECプラスの協調減産、サウジアラビアなどの自主減産継続、地政学リスクの高まりに伴う原油価格高騰に加え、日米の金利差を主要因とした円安影響もあり、国産ナフサ価格は7万7000円/klを超える水準で推移すると見込まれている。同社は厳しい経済環境下、あらゆるコストダウンに取り組んでいるが、こうしたコスト上昇は自助努力により吸収できる水準を超えていることから、10月の値上げに続き、再度価格改定せざるを得ないと判断した。

  なお、想定したナフサ基準価格が大きく変動する場合は、改定幅を修正する場合もあるとしている。

プライムポリマー PEとPP値上げ、原料高で来月から

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2023年9月6日

 プライムポリマーは5日、ポリエチレン(HDPE、LLDPE)とポリプロピレン(PP)を、10月1日納入分から「15円/kg以上」値上げすると発表した。

 OPECプラスの協調減産、サウジアラビアなどの自主減産に伴う原油価格上昇に加え、日米の金利差を主要因とした円安影響もあり、国産ナフサ価格は7万2000円/klを超える水準で推移すると見込まれている。

 同社は厳しい経済環境の下、あらゆるコストダウンに取り組んでいるが、コストの上昇は自助努力により吸収できる水準を超えていることから、価格改定せざるを得ないと判断した。なお、想定したナフサ基準価格が大きく変動する場合は、改定幅を修正する場合もあるとしている。

住友化学 PEとPPを値上げ、コスト上昇に対応

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2023年4月3日

 住友化学はこのほど、ポリエチレン(PE)およびポリプロピレン(PP)について、4月14日納入分から値上げすると発表した。改定幅は、PEおよびPPの気相法が「8円/kg」、PEの高圧法が「15円/kg」。

 ウクライナ情勢などを背景に燃料価格が高騰しており、工場で使用する電力・蒸気などの用役費が大幅に上昇している。特に製造過程で多くのエネルギーを必要とする高圧法の製品は、気相法と比べ影響が大きい。また、副原料の価格も高騰している。こうした中、同社は、これらの大幅なコスト増加は自助努力だけでは吸収し得ないことから、安定供給を継続するために、価格改定の実施を決定した。

ポリオレフィン各社 コスト上昇分の転嫁が急務

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2023年4月3日

ナフサ価格は弱含み、用役費の高騰が収益を圧迫

 ポリオレフィン各社は、3月に入ってからポリエチレン(PE)およびポリプロピレン(PP)の値上げを相次いで発表し、需要家との交渉が本格化している。

 改定幅を見ると

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プライムポリマー PE・PP値上げ、設備維持費が高騰

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2023年3月8日

 プライムポリマーは7日、ポリエチレン(HDPE、L-LDPE)とポリプロピレン(PP)を、設備維持費の高騰を主な理由に4月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は、いずれも「6円/kg以上」。ただし、一部製品については、加工費や副資材コストが上昇していることから、追加の価格改定を実施するとしている。

 対象製品は、人手不足や資材価格高騰に伴う工事費の上昇などにより、設備維持費が大幅に増加。加えて、ユーティリティなどの諸費用も大きく上昇している。こうした厳しい事業環境下、同社はあらゆるコストダウンに取り組んでいるが、自助努力で吸収できる水準を超えていることから、値上げせざるを得ないと判断した。

住友化学 PEおよびPPを値上げ、ナフサ高騰に対応

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2022年3月22日

 住友化学はこのほど、ポリエチレン(PE)およびポリプロピレン(PP)について、4月1日納入分から値上げを実施すべく、需要家との交渉に入ると発表した。対象製品と改定幅は、PEが「58円/kg以上」、PEのヘキサン使用製品「スミカセンα」「スミカセンHiα」「スミカセンE」「スミカセンEP」「エクセレンGMH」が「70円/kg以上」。PPが「58円/kg以上」。

 主要原料である国産ナフサ価格は、原油価格の高騰と需給がタイトな状況を受け、昨年11月の値上げで想定していた水準を超えて推移している。加えて、PEの一部製品に原料として使用しているヘキセンは世界的な供給不足により、価格が高騰している状況。また、物流費などの諸経費も近年著しく上昇しており、今後もこの傾向が続くと見られる。

 同社は、これらのコスト増加が自助努力だけでは吸収しえないものであることから、安定供給を継続するために、今回の値上げを決定した。なお、想定したナフサ価格が大きく変動する場合、価格改定幅の修正を行うこともあるとしている。

プライムポリマー PEとPP追加値上げ、ナフサ急騰で

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2022年3月15日

 プライムポリマーは、今月3日付で発表したポリエチレン(HDPE、L―LDPE)とポリプロピレン(PP)の価格改定について、想定したナフサ基準価格が大きく変動していることから、改定幅の修正を打ち出した。改定幅はいずれも現行価格から「60円/kg以上」で、3日付発表分と比較し「25円/kg」の上乗せとなる。実施時期は前回発表と同じ3月22日納入分から。

 コロナ禍からの景気回復により原油需要が高まる一方で、ロシアのウクライナへの侵攻を背景に原油価格の高騰が続く。国産ナフサ価格は、原油価格上昇に加えアジア域内の堅調な需要を受け、9万2000円/klを超える水準で推移すると見込まれる(前回の想定は8万円/kl超)。また、ユーティリティなどの諸費用も上昇している。

 同社は、厳しい経済環境下、あらゆるコストダウンに取り組んでいるが、こうしたコスト上昇は自助努力により吸収できる水準を超えているため、追加の価格改定が必要と判断した。なお、想定したナフサ基準価格が大きく変動する場合は再度の修正もあるとしている。