ICTとモビリティに注力、ソリューション提供型へ転換
三井化学韓国は、韓国における三井化学グループの販売販社として2016年にソウルに設立された。韓国では自動車産業や半導体産業が盛んとなっており、大手メーカーのシェアが高い。同社は三井化学の強みであるモビリティやICTといった分野の製品を販売するとともに、海外工場向けにスペックイン活動にも力を注ぐ。先月開催されたAPIC・韓国大会に合わせ、鳥居知記社長に販売戦略や韓国市場の動向を聞いた。
━三井化学韓国の概要について。
当社は、半導体関連や自動車関連を中心に、韓国企業に三井化学グループの製品を販売する会社だ。
三井化学のセグメントでいえば、モビリティソリューション事業本部とICTソリューション事業本部で扱う商材をメインに手掛けている。
韓国市場における当社の過去の営業活動を振り返ると、