三菱ケミカルグループ アクリル酸製品を値上げ、原料などコスト上昇

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2024年3月11日

 三菱ケミカルグループは8日、アクリル酸製品について、今月25日出荷分から値上げすることを決定し、取引先との交渉を開始したと発表した。対象製品は、「アクリル酸」「アクリル酸ブチル」「アクリル酸2エチルヘキシル」「アクリル酸メチル」「アクリル酸イソブチル」で、改定幅はいずれも「25円/kg以上」。

 昨今、当該製品の製造設備に関わる修繕費や保全投資を含む固定費が上昇。助剤および物流費に加え、原料(オキソアルコール)のコストアップも続いている。同社は、今後も安定的な供給を継続するために、価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

三菱ケミカルグループ オキソ製品を値上げ、固定費などの上昇に対応

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2024年3月11日

 三菱ケミカルグループは8日、オキソ製品について、今月25日出荷分から値上げすることを決定し、取引先との交渉を開始したと発表した。対象製品は、オキソ製品(2‐エチルヘキサノール、ノルマルブタノール、イソブタノール、ノルマルブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、イソノニルアルコール)で、改定幅は「15円/kg以上」。

 昨今、当該製品の製造設備に関わる修繕費や保全投資を含む固定費が上昇。また、助剤および物流費のコストアップも続いている。同社は、今後も安定的な供給を継続するため、価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

三菱ケミカルグループ 組織改正②(2024年4月1日)

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2024年3月8日

[三菱ケミカルグループ/組織改正②](4月1日)(11)MMA&デリバティブズ▽ポリマーズ本部を廃止し、その機能をベーシックマテリアルズ&ポリマーズ所管、スペシャリティマテリアルズ所管へ移管する▽コーティング&アディティブス本部を「コーティング&アディティブス グローバルビジネス本部」に改称する▽MMAグローバルテクノロジー本部、MMAグローバルサプライチェーンマネジメント本部、PMMAグローバル本部、P&C_MMA APAC本部、P&C_MMA EMEA本部、P&C_MMA Americas本部を再編し、「MMA/PMMA グローバルビジネス本部」とする(12)スペシャリティマテリアルズ▽スペシャリティマテリアルズ1所管を「アドバンストフィルムズ&ポリマーズ統括本部」と改称し、フィルムズ本部とパフォーマンスポリマーズ本部、ポリマーズ&コンパウンズ/MMAビジネスグループ ポリマーズ本部の機能の全部または一部を当該統括本部に統合する▽スペシャリティマテリアルズ2所管を「アドバンストソリューションズ統括本部」と改称し、インフォーメーション&エレクトロニクス本部、ライフソリューションズ本部、特殊合成本部を当該統括本部に統合する▽スペシャリティマテリアルズ3所管を「アドバンストコンポジット&シェイプス統括本部」と改称し、アドバンストマテリアルズ本部を当該統括本部に統合する▽グローバル企画本部、グローバルマーケットディベロップメント本部、R&D本部、Americas本部、EMEA本部、China本部、APAC本部、日本本部を廃止し、その機能を「アドバンストフィルムズ&ポリマーズ統括本部」、「アドバンストソリューションズ統括本部」、「アドバンストコンポジッツ&シェイプス統括本部」にそれぞれ移管する(13)ファーマ▽「R&Dマネジメント本部」を新設する▽創薬本部の機能の一部を「R&Dマネジメント本部」に移管する▽育薬本部を「開発・メディカル本部」に改称する。また、その機能の一部を「R&Dマネジメント本部」に移管する▽サプライチェーン本部を「プロダクトサプライ本部」に改称する。また、その機能の一部を「R&Dマネジメント本部」と「創薬本部」に移管する▽営業本部と営業推進統括本部を統合し「日本医薬事業本部」とする▽米国欧州事業とアジア事業を再編し「北米事業本部」、「アジア・欧州事業本部」とする。

 

三菱ケミカルグループ 組織改正①(2024年4月1日)

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2024年3月7日

[三菱ケミカルグループ/組織改正①](4月1日)(1)ストラテジー▽経営企画部、ポートフォリオ改革推進部を再編し、「経営戦略部」「事業変革部」「事業開発部」を新設する(2)サステナビリティ▽「サステナビリティ企画部」「コーポレート・サステナビリティ部」「ビジネス・サステナビリティ部」「サステナビリティ・ソリューション部」を新設する(3)内部統制・リスク管理▽「内部統制推進本部」「ERM本部」を新設する(4)監査▽監査所管を「監査本部」と改称し、現行の監査本部を「監査統括部」に改称する(5)法務・人事・総務・広報・渉外・コーポレートセクレタリー(6)ファイナンス・IR▽コーポレートコミュニケーション本部を「広報本部」に改称し、法務・人事・総務・広報・渉外・コーポレートセクレタリー所管とする。また、広報本部から「IR部」を分離し、ファイナンス・IR所管とする(7)イノベーション▽再生医療開発本部を廃止する(8)デジタル▽ビジネスプロセストランスフォーメーション部を「ビジネスプロセストランスフォーメーション本部」に改称する(9)サプライチェーン▽「生産性向上企画本部」を新設し、グルーバルSC企画本部の一部の機能を移管する(10)ベーシックマテリアルズ&ポリマーズ▽旧ポリマーズ&コンパウンズの一部事業が「ベーシックマテリアルズ所管」に移管されることから、ベーシックマテリアルズを「ベーシックマテリアルズ&ポリマーズ」と改称する▽石化事業本部を「マテリアルズ&ポリマーズ事業本部」に改称し、ポリマーズ&コンパウンズ/MMAビジネスグループ ポリマーズ本部の機能の一部を移管する。

三菱ケミカルグループ 乳化剤シュガーエステル増強、新ラインを追加

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2024年3月4日

 三菱ケミカルグループは1日、乳化剤シュガーエステルについて、三菱ケミカル九州事業所(福岡県北九州市)で今月本格稼働を予定する製造設備(年産2000t)に、新ライン(同1100t)を追加すると発表した。新ラインは今年1月に着工しており、稼働開始は2026年3月を予定している。

九州事業所のシュガーエステル新設備(年産 2,000t)

 シュガーエステルは、

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三菱ケミカルグループ 広島事業所のMMAとAN関連製品、生産終了

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2024年2月28日

 三菱ケミカルグループは27日、三菱ケミカル広島事業所(広島県大竹市)で生産しているACH法MMA(メチルメタクリレート)モノマー、アクリロニトリル(AN)、AN誘導品(キレート剤、アセトニトリル、硫安)について、生産終了を決定したと発表した。2024年7月より生産を停止する予定。これに伴い、キレート剤事業、アセトニトリル事業から撤退する。

MMAモノマーの生産拠点

 同社グループは、

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三菱ケミカル バイオエンプラがサンスターの歯ブラシに採用

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2024年2月27日

 三菱ケミカルグループはこのほど、植物由来のバイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO(デュラビオ)」が、サンスターグループの「Ora2(オーラツー) プレミアムハブラシ なめらかフィット」の柄(持ち手)に採用されたと発表した。国内市販ハブラシとして初めてバイオマスプラマーク認証を取得し、全国で新発売されている。なお、ハブラシに「デュラビオ」が採用されるのは初となる。

「Durabio」が柄に採用された「Ora2プレミアム ハブラシなめらかフィット」

 「デュラビオ」は、

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