積水化学 世界で最も持続可能性の高い100社に選出、3年連続で5回目

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2020年1月24日

 積水化学工業はこのほど、世界で最も持続可能性の高い100社「2020 Global 100」に選出されたと発表した。同社にとって、3年連続5回目となる。

 「Global 100」とは、カナダのコーポレートナイツ社が、世界のあらゆる業界の大企業(2020年は約7400社)を対象に、環境・社会・ガバナンス(ESG)などの観点から持続可能性を評価し、上位100社を選出するもの。「2020 Global 100」は、24日までスイスのダボスで開催されている、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)の中で発表された。

 同社はクリーンレベニュー(環境貢献度または社会貢献度の高い製品・サービスの販売によって得た収益)、資源・廃棄物などの管理、イノベーション能力、安全、従業員の定着率などの項目で高い評価を受けている。日本企業は6社が選出され、同社は日本企業で最上位の12位にランクされた。

 積水化学グループは「新次元の成長」への第1歩として、中期経営計画「SHIFT 2019‐Fusion‐」(2017~19年度)に取り組んでいる。中計名のSHIFTの〝S〟はSustainableを表し、「ESG視点で持続可能な経営基盤構築」を推進している。今後も世界の人々の暮らしと地球環境の向上により一層努め、社会の持続可能な発展に貢献していく。