前月比では5品目がプラス、米国PEは大幅増加
中国の8月の汎用樹脂輸入は、前月に引き続き、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、塩ビ樹脂(PVC)、ポリスチレン(PS)、ABS樹脂、EPSのすべての品目が前年比マイナスとなった。ゼロコロナ政策による行動制限に加え、
2022年10月7日
2022年9月15日
2022年8月24日
前月比では回復傾向、PE3ヵ月ぶり100万t回復
中国の6月の汎用樹脂輸入は、3ヵ月連続で、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、ABS樹脂、EPSの5品目が前年比マイナスとなり、塩ビ樹脂(PVC)のみプラスとなった。中国の内需が低迷していることもあり、汎用樹脂の輸入は前年の実績を下回って推移している。ただ前月比で見ると、PPとABSがマイナスだったのに対し、PE、PVC、PS、EPSがプラスとなっており、樹脂ごとの動きに違いが見え始めている。
6月の輸入を樹脂別で見ると、
2022年7月13日
2022年6月10日
2022年5月20日
2022年4月22日
2022年4月1日
PVCは低水準が継続、米国PEはLDが大幅増
中国の1月の汎用樹脂輸入は、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、塩ビ樹脂(PVC)、ポリスチレン(PS)、ABS樹脂、EPSとも、前年同月比でマイナスを継続した。例年、春節の前には在庫を積み増す動きが見られるが、今年は、中国景気が下降気味にあることやコンテナ不足などによる物流の混乱などが継続していることもあり、輸入量が落ち込む結果となった。ただ前月比ではPEがプラスに転じており、復調の兆しが伺える。
1月の輸入を樹脂別で見ると、
2022年2月4日
PVCが半分以下の水準、米国PEは35%減に
中国の2021年の汎用樹脂輸入は、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、塩ビ樹脂(PVC)、ポリスチレン(PS)、ABS樹脂、EPSの全品目が前年比マイナスとなった。中国経済はコロナ禍においても堅調さを維持したものの、コンテナ船不足やコロナ対策による物流の混乱が長期化していることや、米国の寒波やハリケーンをはじめとした生産トラブルの影響がアジア地域にも波及したことなどにより、全品目が2桁以上の大幅減となっている。
品目別で見ると、PEは
2022年1月14日
前月比では改善傾向示す、米国PEも増加傾向に
中国の11月の汎用樹脂輸入は、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、塩ビ樹脂(PVC)、ポリスチレン(PS)、ABS樹脂、EPSとも、前年同月比でマイナスを継続した。中国自体の景気がやや鈍化傾向にあることや、コンテナ不足や人手不足による物流の混乱などが継続していることが背景にある。ただ、国慶節や電力不足の影響などで落ち込んだ10月との比較では全品目がプラス。前年との比較でもマイナス幅は約2~3割程度に縮小しており、持ち直しのきざしが見られる。
11月の輸入を樹脂別で見ると、