越智社長「ポートフォリオ改革で収益力は向上」
三菱ケミカルホールディングスは、中期経営計画「APTSIS20」(2016~2020年度)の進捗について事業説明会を開催した。
越智仁社長は「米中貿易摩擦の影響で昨年は1、2月に業績が落ち込んだ。4月以降には回復傾向となったが、今年に入り新型ウイルスの影響で再び事業環境が厳しさを増している」と語った。
財務目標の進捗については「2019年度のコア営業利益は2100億円を見込んでいる。最終年度の目標である4100億円の達成は難しいだろう」との認識を示した。そして、「今の状況は