石油化学工業協会が21日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、9月のエチレン生産は前年同月比10.0%増の53万7600tとなった。3カ月ぶりに前年実績を上回っている。
前年は1社1プラントの定修が実施されていたのに対し、今年は定修がなかったことが影響したと見られる。稼働プラントの平均稼働率は93.8%と前月から1.8ポイント上昇したが、フル稼働の目安とされる95%を5カ月連続で下回る結果となった。
他の17品目については、
2021年10月22日
2021年9月24日
2021年8月20日
2021年7月26日
2021年6月18日
2021年5月28日
2021年4月21日
2021年1月22日
石油化学工業協会が21日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、2020年(1-12月期)のエチレン生産は前年比7.7%減の592万3500tとなった。稼働プラントの年間平均稼働率は92.5%となり、フル操業の目安となる95%を下回っている。
昨年は各社の定修が重なったことに加え、コロナ禍の影響で石化製品の需要が落ち込み、春先から夏場にかけて稼働が低下したことが背景にある。他の17品目の生産についても、 “石化協 2020年エチレン生産8%減、平均稼働率93%” の続きを読む
2020年12月18日
2020年11月24日