金型技術振興財団 研究開発・育成などで助成事業の公募受付を開始

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2020年4月16日

 金型技術振興財団はこのほど、令和2年度助成事業の公募を開始した。

 公募を行うのは金型技術などに関する①「研究開発助成」、②「技術者・技能者の育成に対する助成」、③「海外との技術交流および協力に対する助成」の3事業。

 同財団では、金型技術の向上を図り、日本の工業社会と産業経済の健全な発展に寄与することを目的に〝ものづくり〟の根幹技術である「金型技術」や、「金型を利用する成形技術」の研究開発活動などへの助成事業を行っている。

 「研究開発助成」では、金型関連技術やその基礎となる工学分野で独創的な優れた研究テーマを求めており、助成期間は2021年4月~2022年3月。助成金額は1件につき300万円以内とし、総額1500万円を予定する。応募期限は今年7月31日(必着)。

 同財団の選考委員会が研究の独自性や先見性、適時性、実現可能性、また、助成趣旨に対する適合性などを審査・選考の上、10月に開催を予定する理事会で決定される。

 なお、各助成事業の詳細や応募資格、助成期間・金額、応募方法などは同財団ウェヴサイト(http://www.katazaidan.or.jp/)まで。