出光ファインコンポジット 合成樹脂複合材料を再値上げ

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2021年8月2日

 出光ファインコンポジット(旧出光ライオンコンポジット)は30日、オレフィン系合成樹脂複合材料「カルプペレット」について、8月20日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「10円/kg以上」。

 同社は、6月21日納入分から値上げを実施していたが、足元の原油価格は、OPECプラスによる協調減産の段階的な縮小が行われる一方、コロナワクチンの普及による経済活動の回復傾向や、輸送用燃料などの需要の増加を受け、高止まりとなっている。国産ナフサ価格についても、原油価格の高止まりと堅調な需要により、前回の価格改定時に想定していた水準を超えて推移している。

 同社は、今後も最大限の合理化努力を継続していくものの、こうした原料コストアップの吸収は自助努力だけでは困難と判断し、今回の再値上げを決定した。

出光ファインコンポジット 7月1日から社名を変更

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2021年7月5日

 出光ファインコンポジットはこのほど、出光ライオンコンポジットから社名を変更したと発表した。

 同社は、出光興産がライオン保有の全株式を取得し、今年4月から出光興産の連結子会社となっていた。今後、出光ファインコンポジットは出光興産との連携により、新規エンジニアリングプラスチック複合材料を創出するとともに、設立以来培ってきた環境配慮型の商品開発力を応用し、循環型およびCO2削減に寄与する材料の持続的な供給に取り組んでいく。

 なお、海外法人(香港、上海、タイ)についても同日付で変更したが、インドについては手続き中であることから、7月31日までに変更する予定だ。

出光ライオンコンポジット 出光の子会社化で社名を変更

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2021年4月6日

 出光ライオンコンポジットはこのほど、出光興産の連結子会社になったことに伴い、海外現地法人を含めて社名を「出光ファインコンポジット」に変更すると発表した。社名変更日は7月1日を予定している。

 出光ライオンコンポジットは、出光興産とラインの折半会社だったが、今月1日付で、出光興産がライオン保有の全株式を譲受した。出光ライオンコンポジットは、引き続き出光グループの一員として出光興産とのシナジー創出を模索していくとともに、環境配慮型商品をはじめとする新規複合材料の市場投入を通じて、ニューノーマル社会に貢献する新たな価値創造に取り組んでいく。