出光興産 「シェル美術賞展2019」を23日まで開催

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2019年12月13日

 出光興産は23日まで、国立新美術館(東京・六本木)で「シェル美術賞展2019」を開催している(17日は休館)。

 次世代を担う若手作家を対象とした「シェル美術賞」は、1956年の創設から63年目(48回目)を迎えた。今年は531人の作家から765点の作品応募があり、受賞作品はグランプリの黒坂祐氏「夜から朝までの間」、各審査員賞5点、学生特別賞2点の計8点に決定した。受賞作品8点に入選作品46点を加えた計54点を展示する。

 13日には受賞8人を含む、受賞・入選作家54人が出席し、表彰式・講評会・オープニングレセプションを実施する。14日には展覧会場で、審査員と受賞作家8人による、アーティストトークも行う。なお、13日は講評会のみ一般観覧が可能となる。

 会期中に来場者の投票により選ばれる「オーディエンス賞」を設け、会期終了後に受賞・入選作品54点の中から選ばれた1作品を表彰する。また、同会場では若手作家支援を目的とした企画展も併せて開催する。

 「シェル美術賞アーティスト・セレクション(SAS)2019」は、過去に受賞・入選した作家の継続的な支援を目的として、前年度の審査員により選出された若手作家4人の企画展。

 「レジデンス支援プログラム2018」展は、海外滞在や他国の作家との交流により、若手作家がステップアップすることを目的に、フランス・パリのレジデンス施設での制作活動を支援する、レジデンス支援プログラムで製作された作品を展示する。対象者は1人。

 「シェル美術賞展2019」の入場料は一般400円、学生、70歳以上の高齢者、障害者手帳などを持参した人と付添者1人まで無料。なお、シェル美術賞公式ウェブサイトで、100円割引券をダウンロードできる。

出光興産 「ふるさとプロジェクト」をうるま市で開催

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2019年12月10日

 出光興産はこのほど、沖縄県うるま市立彩橋(あやはし)小中学校で和楽器の演奏・体験学習と桜の植樹式を行う、第13回「ふるさとプロジェクト」を開催した。

 「ふるさとプロジェクト」は「次代を担う若者の挑戦・成長・能力発揮」と、いつまでも美しい故郷を想い大事にする心を育むことを支援していく目的で、昨年10月から行っている。

 今回は11月29日に、同社のグループ会社である沖縄出光の沖縄油槽所があるうるま市で開催。うるま市立彩橋小中学校の全校児童約90人が参加し、その模様を平安座(へんざ)自治会や、沖縄県内に勤務する同社関係者など約30人が見学した。

 子どもたちは普段目にしている三線(さんしん)やエイサーの太鼓とは異なる、大きな和太鼓や篠笛の力強く美しい響きに耳を傾け、和太鼓体験にも目を輝かせて積極的に取り組んだ。また、ギターが堪能な佐次田校長が和楽器とのコラボ演奏を披露する場面もあり、記憶に残る会となった。

 同プロジェクトは、子どもたちが目の前で和楽器に接することで、日本の良き伝統文化を心と体で感じるとともに、日本を代表する桜の木の植樹により、苗木を大事に育てることを通じて命の大切さを学び、桜を見るたびに故郷に思いを馳せてもらいたいという願いを込めて開催している。

 同社では今後も同活動を通じ、小学生に日本の伝統文化を体験する機会を提供し、次世代育成と文化振興、地域に貢献していく。

【ポリカーボネート特集4】出光興産

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2019年12月10日

市況に影響されにくい事業へ、高付加価値品の比率向上

 出光興産は連続式溶液法(界面法)の共重合と分岐しやすさという特長を生かしたポリカーボネート(PC)製品の開発を進め、市況に左右されにくい高付加価値品の比率を高めている。

 その1つが高透明グレード。単に透明性を向上させているだけでなく、導光性に特徴を持たせLED光源から光を遠くまで輝かせることができるほか、光の色をデザイン・制御しやすくしている。こうした特性が評価され、自動車向けDRL(昼間点灯)や座席の

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出光興産 第16回アポロエナジーミーティングを開催

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2019年12月9日

石炭動向を中心に説明、341人参加で盛況

 出光興産は5日、都内で「第16回アポロエナジーミーティング」を開催し、149社341人の関係者が参加した。同ミーティングは、電力、鉄鋼、化学といった同社の取引先に、石油・石炭をはじめとした主要エネルギーの需給・価格動向などの説明を行うもの。16回目となる今回は、石炭事業の動向をメインに発表が行われた。

 開会の挨拶に立った石炭事業部の児玉秀文部長は「近年、SDGsへの貢献からCO2削減の動きが強まっている。化石燃料である石炭は第1のターゲットにされており、企業の中には、権益を売却したり、撤退したりする動きも出てきている。しかし

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出光興産 第2SPS建設でマレーシアに現地法人設立

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2019年11月27日

 出光興産は26日、マレーシア・パシルグダン事業所内の第2SPS(シンジオタクチックポリスチレン)製造装置の建設と商業運転開始後の生産、販売に対応するための組織として「出光アドバンスドマテリアルズ(マレーシア)略称IAM」を14日に設立したと発表した。

 出光興産100%出資の子会社で、資本金は約27億円。第2SPS装置は生産能力が年産9000tで、2022年4月の完工、8月の商業運転を予定している。

 同社のオンリーワン技術であるSPS樹脂は、1985年に世界初の合成に成功し、1997年に世界で最初の工業化を達成したエンジニアリングプラスチック。「ザレック(XAREC)」の商品名で展開している。

 「耐熱性(融点270℃)」「耐熱水性」「絶縁性」「電波透過性」に優れているため、自動車の電動化や、5Gといった高速通信機器のニーズに合致したエンプラとして、需要が年率約10%で伸びている。

 同社は今後需要の拡大が見込まれる、自動車電動化や高速通信機器の需要に応える製品製造・販売体制を確立していくとともに、同事業の強化・拡大を目指す。

出光興産・東レ 有機ELで世界最高の発光効率と寿命を達成

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2019年11月26日

 出光興産と東レは25日、熱活性化遅延蛍光(TADF)材料と赤色蛍光材料を用いた有機EL素子を開発し、実用化領域に近い、世界最高レベルの発光効率46cd/Aを達成したと発表した。

 出光興産が発光効率と寿命を両立させることができる新規のTADF材料を、東レが従来に比べて発光スペクトル幅の狭い新規の高色純度の赤色蛍光材料を、それぞれ開発することに成功したことによるもの。同技術は有機ELディスプレイの低コスト化や省電力化、広色域化に寄与する。

 有機ELディスプレイは赤色・緑色・青色の発光素子からなり、現在、赤色発光素子には主にリン光発光材料が使用されている。リン光発光材料は、電力を光に100%変換することができ、発光効率を向上させることができるが、素材にレアメタルを使用しているため高コストであり、発光スペクトル幅が広く色純度が低いことも課題。これに対し、近年、TADF材料が注目されている。

 TADF材料を活用した技術は、リン光発光材料と同様に電力を光に100%変換できることに加え、発光スペクトル幅の狭い蛍光材料を組み合わせることで高色純度を達成する特長を持つ。また、素材にレアメタルを使用しないため、材料コスト削減を図ることができる。両社は、2017年の有機EL材料に関する技術提携に関する合意以来、互いが保有する有機EL材料や技術、知見などを活用し、新規材料開発で協力してきた。

 今回、両社で開発したTADF材料を利用した赤色有機EL素子が、現在主流の赤色リン光素子と同等レベルに迫る結果を得たことは、新たな技術の早期実用化に向けた大きな進歩となる。今後は、モバイルやテレビ用途などへの採用を目指し、開発を強力に推進して行く考えだ。なお、今回の成果は、今月27日から札幌コンベンションセンターで開催される「26th International Display Workshops」にて両社で共同発表する予定。

出光興産 インドネシアで2ヵ所目の潤滑油製造工場を新設

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2019年11月19日

 出光興産はこのほど、出資子会社(90%)である出光ルブテクノインドネシアが、インドネシアでの高性能潤滑油の需要増加に対する供給能力強化を目的に、同国ブカシ県内に年間5万㎘の生産能力をもつ潤滑油製造工場(チカラン工場)を新設、今月7日に開所式を行ったと発表した。

新設したチカラン工場
新設したチカラン工場

 同社が海外で直営する7カ所目の潤滑油製造拠点となるチカラン工場は、最新鋭の生産設備を保有。インドネシアは、世界第4位の人口を有し、今後も堅調な需要伸長が見込まれており、二輪車・四輪車への初期充填用エンジンオイルと、交換用のOEM(相手先ブランド生産)製品を主力として製造する。

 日系の関連企業が多数進出するカラワン工業団地内に既存のカラワン工場(年産6万5000㎘)があるが、拡張余地がなくなったことから近郊のブカシ県にチカラン工場の新設に至った。今回の新設により、インドネシアでの生産能力は合計で年間11万5000㎘となる。

 出光ルブテクノインドネシアは、2004年に現地パートナーであるアトラス・ペトロケミンド(アトラス社)の出資を得て設立。出光興産100%出資の販売会社出光ルブインドネシア、アトラス社、そして出光興産の海外の関係会社に製造した製品を供給している。

 出光興産は今後も、インドネシアでの地域密着の製造・販売体制を確立していくとともに、潤滑油のグローバルサプライヤーとして事業の強化・拡大を目指す考えだ。

出光興産 マレーシアで第2SPS製造装置の建設を決定

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2019年11月18日

 出光興産はこのほど、マレーシア パシルグダン事業所内にシンジオタクチックポリスチレン(SPS)樹脂「ザレック」の第2製造装置の建設を決定したと発表した。

 生産能力は年産9000t(コンパウンド品1万7000t相当)で、2022年4月に完工し同年8月の商業運転開始を予定している。今回の装置建設により、オンリーワン技術であるSPS樹脂の生産規模を現状の2倍に引き上げる。

 SPS樹脂は1985年に同社が世界初の合成に成功し、1997年に世界で最初の工業化を達成した純国産のエンジニアリングプラスチック。独自の技術により、「耐熱性(融点270℃)」「耐熱水性」「絶縁性」「電波透過性」に優れ、電気自動車を含む自動車関連部品、5Gをはじめとする高速通信機器のアンテナ部への採用などが進み、需要が拡大している。

 今回建設を予定しているパシルグダン事業所は、マレーシアでの石油化学製品製造拠点。SPSの原料であるSM(スチレンモノマー)などの調達に最適であること、また、今後需要の拡大が見込まれる東南アジアに位置していることから、同地での建設を決定した。

出光興産 経営統合後初の中期経営計画を発表

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2019年11月18日

営業利益と持分で22年度に2600億円へ

 出光興産は昭和シェル石油との経営統合後初となる、新中期経営計画(2020-22年度)の最終年度の数値目標として、営業利益プラス持分法投資利益2600億円を掲げた。

 統合シナジーの最大化やベトナム・ニソン製油所の収益改善、潤滑油・機能化学品事業などの領域拡大、海外再エネ電源開発の拡大などにより、今年度の通期見通しに対し、920億円上積みする。

 14日に開催した説明会で木藤俊一社長は「今回の中計策定に当たっては、まず

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出光興産の4-9月期 減収減益、通期予想を下方修正

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2019年11月15日

 出光興産は14日、2019年度上期(4-9月期)の連結業績を発表した。なお、前年同期比は、出光興産と昭和シェル石油100%連結ベース合計の概算値との比較となる。売上高は前年同期比14%減の3兆円、営業利益同71%減の603億円、経常利益同75%減の531億円、純利益同67%減の453億円となった。

 同日開催した決算会見で、酒井則明執行役員は全セグメントで減益となったことについて「燃料油は原油価格の

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