マイクロ・ナノエレクトロニクス製造サプライチェーンの国際工業会であるSEMI(米カリフォルニア州)はこのほど、2018年第3四半期(暦年)の世界半導体製造装置出荷額が158億ドルだったと発表した。これは、今年第2四半期から5%の減少だが、前年同期比では11%増となる。
この統計は、日本半導体製造装置協会(SEAJ)と共同で、世界95社以上の半導体製造装置メーカーから毎月提供されるデータを集計したもの。地域別で見ると、中国が大幅に伸長しており、第3四半期の出荷額は前年同期比106%増の39億8000万ドルと出荷額がトップになった。
また、日本は同40%増の24億1000万ドル、台湾同23%増の29億ドルと増加している。一方、第2四半期でトップだった韓国は、同31%減の34億5000万ドルと2位となった。また北米も同15%減の12億7000万ドルとなっている。