デンカ インフラ事業国内営業拠点を再編、収益性を改善

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2021年12月21日

 デンカは20日、2022年4月1日付でエラスマー・インフラソリューション部門における国内営業拠点を再編することを決定したと発表した。

 概要として、①青海工場(新潟県糸魚川市)近隣にインフラ事業営業拠点を新設。本社セメント部の営業機能を移管するとともに、新潟支店、北陸支店、長野営業所、群馬営業所、秋田営業所の計5拠点を1拠点に統合する。製販の連携強化を通じた一層の顧客密着型の組織体制構築による顧客満足度の向上を目指していく。

 ②西日本地区の4営業拠点(大阪支店、福岡支店、四国営業所、広島営業所)を、大阪支店、福岡支店の2拠点に統合。

 ③スペシャリティー事業への人財シフトを加速。併せてテレワークや新幹線通勤などの多様な働き方を認め、社員が場所を問わず最も効率的な働き方を選択できる機会を提供し、個々人がやりがいを感じながら最大限の能力を発揮できる環境を構築する。

 同社は、インフラ事業の収益性改善を図るとともに、スペシャリティー化を加速していく考えだ。