AGCはこのほど、国内建築用ガラスの物流関連費および輸送条件について、8月1日納品分より改定すると発表した。具体的な内容については、顧客ごとに案内する。
同社グループの国内建築用ガラス事業では、働き方改革関連法の改正による、物流関連費の大幅な上昇への対応や輸送能力の確保が課題となっている。同社グループはこれまで、積載効率や輸送効率の改善など、各種取り組みを実施してきたが、コスト上昇を吸収できない状況にある。
こうした事業環境を慎重に検討した結果、現在の物流関連費を含む受注出荷条件や製品価格体系では、顧客への安定的な製品の供給が困難と判断し、今回の改定に至った。