出光興産 アートアワード、中野氏が「オーディエンス賞」に

, , , ,

2024年1月23日

 出光興産はこのほど、国立新美術館で開催した「Idemitsu Art Award展2023」(2023年12月13~25日)において、来場者投票によって選ばれる「オーディエンス賞」について中野ともよ氏の作品「スイカ」が受賞したと発表した。なお、同作品は「江上ゆか審査員賞」にも選ばれている。

「オーディエンス賞」に選ばれた中野ともよ氏の作品「スイカ」

 同アワード展は、次代の美術界を担う若手作家を対象とする公募展で、その受賞・入選作品を展示する。「オーディエンス賞」には来場者5050人のうち3098人が投票し、54作品の中から中野氏の作品が選ばれた。同社から賞状が贈呈される。

出光興産 「シェル美術賞展2019」を23日まで開催

, ,

2019年12月13日

 出光興産は23日まで、国立新美術館(東京・六本木)で「シェル美術賞展2019」を開催している(17日は休館)。

 次世代を担う若手作家を対象とした「シェル美術賞」は、1956年の創設から63年目(48回目)を迎えた。今年は531人の作家から765点の作品応募があり、受賞作品はグランプリの黒坂祐氏「夜から朝までの間」、各審査員賞5点、学生特別賞2点の計8点に決定した。受賞作品8点に入選作品46点を加えた計54点を展示する。

 13日には受賞8人を含む、受賞・入選作家54人が出席し、表彰式・講評会・オープニングレセプションを実施する。14日には展覧会場で、審査員と受賞作家8人による、アーティストトークも行う。なお、13日は講評会のみ一般観覧が可能となる。

 会期中に来場者の投票により選ばれる「オーディエンス賞」を設け、会期終了後に受賞・入選作品54点の中から選ばれた1作品を表彰する。また、同会場では若手作家支援を目的とした企画展も併せて開催する。

 「シェル美術賞アーティスト・セレクション(SAS)2019」は、過去に受賞・入選した作家の継続的な支援を目的として、前年度の審査員により選出された若手作家4人の企画展。

 「レジデンス支援プログラム2018」展は、海外滞在や他国の作家との交流により、若手作家がステップアップすることを目的に、フランス・パリのレジデンス施設での制作活動を支援する、レジデンス支援プログラムで製作された作品を展示する。対象者は1人。

 「シェル美術賞展2019」の入場料は一般400円、学生、70歳以上の高齢者、障害者手帳などを持参した人と付添者1人まで無料。なお、シェル美術賞公式ウェブサイトで、100円割引券をダウンロードできる。