ダイセル 「国連グローバル・コンパクト」参加企業に

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2020年5月22日

 ダイセルは21日、国際連合(国連)が提唱する「国連グローバル・コンパクト」に署名し、4月29日付で参加企業として登録されたと発表した。また同日付で、日本のローカルネットワークである「グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン」に加入している。

 「国連グローバル・コンパクト」は、企業や団体が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することで、社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組み作りに参加する自発的な取り組み。世界160カ国以上の1万4000を超える企業や団体(5月現在)が参加している。

 同社は昨年6月に「サステナブル経営推進室」を設置し、持続可能な社会に貢献する体制を強化。「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」の四分野からなる「国連グローバル・コンパクトの10原則」を支持し、今後も持続可能な世界の実現に向けて活動していく考えだ。

日本ゼオン 「国連グローバル・コンパクト」に署名

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2019年7月10日

 日本ゼオンは9日、国連が提唱する「国連グローバル・コンパクト(UNGC)」において6月27日に署名し、UNGCに署名している日本企業などで構成される「グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)」に加入したと発表した。

 UNGCには世界約160カ国で1万3000を超える団体が署名し、「人権」・「労働」・「環境」・「腐敗防止」の4分野において「国連グローバル・コンパクト十原則」を軸に活動を展開。GCNJには約320の企業・団体が加入している。

 同社は、CSR推進計画での「2020年ありたい姿」の実現を目指し、継続した取り組みを行っている。その基本的な考え方である「社会の期待に応える」を実践していくためにも、「国連グローバル・コンパクト十原則」を支持しSDGs17の目標達成へ貢献していくなど、持続可能な発展を実現するための取り組みを推進していく。

 なお、国連グローバル・コンパクト十原則は、人権:①人権擁護の支持と尊重、②人権侵害への非加担。労働:③結社の自由と団体交渉権の承認、④強制労働の排除、⑤児童労働の実効的な廃止、⑥雇用と職業の差別撤廃。環境:⑦環境問題の予防的アプローチ、⑧環境に対する責任のイニシアティブ、⑨環境にやさしい技術の開発と普及。腐敗防止:⑩強要や贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗防止の取り組み、となっている。

コベストロ 国連グローバル・コンパクトのリード企業に認定

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2018年10月22日

 コベストロはこのほど、責任ある持続可能な企業統治を実現するための世界的な取り組みである、国連グローバル・コンパクトのリード企業に認定された。ニューヨークの国連本部で行われた国連グローバル・コンパクト・リーダーズサミット2018で、イニシアチブへの先進的な取り組みが評価された。

 リード企業に認定されるには、企業は少なくとも2つのアクション・プラットフォームに参加し、10原則やSDGsに準拠したリーダーシップ活動を明確にしながら推進していく、というコミットメントを示すことが求められている。リード企業は、その年の10原則を実践した活動に関して、詳細な進捗状況を説明した持続可能性報告書を提出するか、提出の確約をしなければならない。

 コベストロは今年、「持続可能な海洋ビジネス」「SDGsに関する報告」「革新的なイノベーション」「人道主義的活動のためのビジネス」の4つのアクション・プラットフォームに参加し、国連グローバル・コンパクトへのコミットメントを証明した。

 コベストロのマーカス・スタイレンマンCEOは「世界大手の高機能材料メーカーとして、国連グローバル・コンパクトの様々なプラットフォームに積極的に関わることにより、最大限の影響が与えられる分野で、良い変化を起こしていくことを目指す」と述べている。