北越コーポレーションはこのほど、これまで研究してきたセルロースナノファイバー(CNF)の技術と、コート紙製造などで培ってきた塗工技術を融合し、5Gや次世代移動通信システム「ビヨンド5G」にも対応可能な電磁波ノイズ抑制シートを開発した。
従来の電磁波ノイズ抑制シートは、樹脂に磁性体を練り込んだ磁性シートが主流だが、同社が開発した電磁波ノイズ抑制シートは、カーボンナノチューブ(CNT)をシートの表面に塗布することにより、その厚さを0.055mm以下まで薄く、軽くすることを実現。同電磁波ノイズ抑制シートは、伝導ノイズと放射ノイズともに抑制効果があり、特に