塩ビ樹脂 8月の総出荷は5%増、国内減も輸出が大幅伸長

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2020年9月28日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、8月の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年同月比5.4%増の13万7200tとなり2カ月ぶりにプラスとなった。輸出は同24.7%増の7万2600tと、今年の最高値を3カ月連続で更新。主要輸出先であるインドを中心に需要回復が見られ、前月との比較でも11.4%と大きく伸長している。

 一方、国内出荷は前年同月比10.2%減の6万4600tと11カ月連続で前年実績を割り込んだ。依然コロナ禍の影響が大きく、5月以降は4カ月連続で前年水準の80%台で推移する。

 用途別では、

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塩ビ樹脂 7月の総出荷は6%減、輸出増も国内は20%減

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2020年8月27日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、7月の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年同月比6.2%減の14万600tとなりマイナスに転じた。輸出は同17.0%増の6万5100tと、今年の最高値を2カ月連続で更新。主要輸出先であるインドでの段階的なロックダウン解除に伴い、経済活動が活発化する同国向けを中心に輸出が伸長したようだ。

 一方、国内出荷は同20.0%減の7万5500tと10カ月連続で前年実績を割り込んだ。依然コロナ禍の影響が大きく、5月以降は3カ月連続で前年水準の80%台で推移する。

 用途別では、硬質用

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VEC 斉藤会長「リサイクル含め環境対策に注力」

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2020年7月16日

1-6月期総出荷7%減、輸出回復も国内低水準

 塩ビ工業・環境協会(VEC)は15日、理事会後に定例記者会見を開催した。その中で、新会長に就任した斉藤恭彦会長(信越化学工業社長)は、「当協会としては、リサイクルを含めた環境対策など、取り組むべき課題が多くあり、それらを効率的に進めていきたい。日本だけではなく、欧米やアジア地域の同様な活動を行う団体と連携を図りながら、また

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塩ビ樹脂 4月の総出荷は20%減、輸出大幅減はコロナが要因か

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2020年5月29日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、4月の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年同月比20%減の10万5400tとなり、7カ月連続で減少した。

 国内出荷は、

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塩ビ樹脂 2019年度の国内出荷は下期陰り2%減

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2020年4月23日

需要期待値は前年並みも、コロナが下振れ要因に

 塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、2019年度(19年4月~20年3月)の塩ビ樹脂(PVC)の国内出荷は、前年を2万5000t下回り、前年度比2%減の101万9000tとなった。上期(4-9月期)は好調だった前年度の勢いを維持し、高水準の出荷が続いたものの、下期(10-3月期)に入り陰りが見え始め、10月以降は前年を割り込む月が続いた。

 横田浩会長(トクヤマ社長)は20日に、19年度の出荷実績を総括するコメントを発表。昨年の度重なる自然災害などの影響に触れ、

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塩ビ樹脂 3月の総出荷は4%減、1-3月期も需要は弱含み

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2020年4月23日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、3月の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年同月比4%減の13万8500tとなり、6カ月連続で減少した。国内出荷は、同4%減の8万4200t、輸出は同4%減の5万4300tだった。

 国内出荷を用途別で見ると、硬質用は

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塩ビ樹脂 2月の総出荷は4%減、国内出荷減も回復基調に

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2020年3月26日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、2月の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年同月比4%減の13万8000tとなり、5カ月連続で減少した。そのうち国内出荷は、同6%減の8万800t、輸出は同2%減の5万7200tだった。

 国内出荷を用途別で見ると、硬質用は

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VEC 塩ビ樹脂の1月総出荷5%減、国内出荷減も回復傾向に

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2020年2月20日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)が19日に発表した需給実績によると、1月の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年同月比5%減の13万2200tだった。

 このうち国内出荷は4%減の7万9300t、輸出は6%減の5万2800t。国内出荷を用途別で見ると、電線・その他用は1%増の1万9200tと引き続き堅調に推移したものの、硬質用は4%減の4万1800t、軟質用は7%減の1万8300tと、いずれも4カ月連続の前年割れとなった。

 同日開催の定例会見で、横田浩会長(トクヤマ社長)は昨年10月以降の国内出荷を振り返り、「10~1月は対前年で

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VECなど 「PVCアワード2019」作品展示会、26日まで丸の内で

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2020年1月23日

準大賞の「スカイクリア防炎&『Ziptrak』ロールシステム」(手前)、マネキンに装着した審査員賞の「heige LS」
準大賞の「スカイクリア防炎&『Ziptrak』ロールシステム」(手前)、マネキンに装着した審査員賞の「heige LS」

 塩ビ工業・環境協会(VEC)など4団体が主催し、「新しい時代をCreateするPVC(塩ビ)製品」をテーマに公募した「PVCアワード2019」の作品展示会が、GOOD DESIGN Marunouchi(東京・千代田区)で行われている。

 今回のアワードの最高賞で、塩ビシートの耐候性・防炎性・透明性に着目した準大賞「スカイクリア防炎&『Ziptrak』ロールスクリーンシステム」(アキレス・後藤修斗氏)をはじめ、優秀賞5点、審査員賞2点、入賞4点のほか、応募作品のうち評価の高かった作品を合わせ、計48点を展示。軟質塩ビを中心に、いずれも素材の優れた加工性や着色・印刷性、耐久性といった特性を存分に生かした作品が集められた。

 優秀賞の「キャリー・ザ・サン」(ランドポート・傳馬綾氏)は、太陽電池で充電しLEDを点灯させる立方体のランタン。素材に塩ビとPETを使用しており、折り紙のように薄くコンパクトにたためるのが特長。

クラフト向けの「PVC Ribbon」
クラフト向けの「PVC Ribbon」

 審査員賞の「heige LS」(AssistMotion・橋本稔氏)は、PVCゲルに電圧を加えると収縮する性質を利用し、それを駆動源にすることで実現した、軽量で安価な、持ち上げ動作を補助する腰サポートウエア。NEDOと信州大学が共同開発し、同大学発のベンチャー・AssistMotionが来年の発売を予定する。

 僅差で受賞には届かなかった作品も、独創的なアイデアやデザインが盛り込まれており、思わず足を止め手に取りたくなるほどだ。着色性を効果的に演出したカラフルな作品も多い。「PVC Ribbon」(カラーデザインセンター・奥山泰助氏)は、色とりどりに着色した透明塩ビテープ。手芸用のクラフトテープのように自在に編み込むことでハンドメイドを楽しめる。

子どもを角部から守る「ピュアナガード」
子どもを角部から守る「ピュアナガード」

 「ピュアナガード」(フクビ化学工業)は、子どもたちを危ない角部から守る衝撃吸収性を備えたコーナーガード。保育施設のインテリアに合わせた6色を製品化し、4月の発売を予定する。

 17日からの開催以来、平均して日に200人を上回る来場者が訪れるという盛況ぶり。会場では、気に入った作品への投票・アンケートの実施や、塩ビ豆知識をまとめたパンフレットを配布するなど、塩ビの訴求も図っている。PVCの新たな用途を開拓し、さらなる需要喚起のためにも、今後の同アワードの展開と活用に期待したい。26日まで開催。