トクヤマは24日、北海道空知郡南幌町の南幌工業団地に「太陽電池モジュールの触媒使用によるリサイクル技術開発」を行う実験施設の建設を決定したと発表した。実験施設(敷地面積:約3300平方メートル)の整備は、来月に着工し、今年中の完成と実験開始を予定している。
同プロジェクトは、太陽光発電システム長期安定電源化基盤技術開発として「太陽電池マテリアルリサイクル要素技術開発」に関する新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の公募事業で採択されたもの。
このリサイクル技術開発により、太陽電池モジュールのリサイクルの事業化を目指す。