帝人グループはこのほど、「フェムテック」関連製品について展示会を開催した。フェムテックとは女性(female)とテクノロジーを掛け合わせた造語で、女性の課題を解決する製品やサービスのことを指す。世界中で関心が高まっており、米国の調査会社によれば2025年までに5兆円規模の市場になると見られている。
同社グループはこれまで、様々な女性関連の製品・サービスを展開。今回、各部署の製品を一堂に展示し、各担当者が説明を行った。
体の外側から
2023年3月1日
2021年4月20日
日本触媒は19日、開発中の「iOLED」フィルム光源を、ZOZOテクノロジーズと東京大学大学院情報学環・筧康明研究室ならびに細尾が共催する展示会に向けて提供すると発表した。同展示会は伝統工芸と先端テクノロジーを組み合わせたテキスタイルに関する共同研究の成果発表を目的としており、日本触媒の「iOLED」フィルム光源を織り込んだ西陣織が展示される。
「iOLED」フィルム光源は、有機ELの長年の課題であった大気中の酸素や水分による素子の劣化を、日本触媒とNHKとの共同開発による材料・素子技術(iOLED技術)により克服。厚さ0.1㎜以下と紙より薄く、高い柔軟性を実現している。今回、ZOZOテクノロジーズと、織物に織り込める構造ならびに形状を共同で開発検討し、新たに細い紐状の「iOLED」フィルム光源を開発しており、西陣織をはじめとする様々な織物への活用が期待される。
日本触媒は、この「iOLED」フィルム光源の新しい光により、明るい未来を創造していくとともに、今後も独創的で優れた技術を開発・企業化し、企業理念「テクノアメニティ」の実現にまい進していく。なお展示会「Ambient Weaving‐環境と織物」は、京都市中央区のHOSOO GALLERYを会場に、7月18日(祝日除く)まで、入場無料で開催されている。