東洋紡 庄川工場に紡績棟を新設、一貫生産体制が整う

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2024年5月17日

 東洋紡は16日、繊維事業の生産拠点である庄川工場(富山県射水市)内に「紡績棟」を新設し、開所式を実施したと発表した。延床面積は1万2800平米、鉄骨・平屋建て。投資額は非公開。高付加価値製品の生産・開発や人材育成機能を担う「マザー工場」としての機能を強化する。 

庄川工場に新設した「紡績棟」(左)と開所式の様子(右)

 今月15日の開所式には富山県、射水(いずみ)市、協力会社の来賓、東洋紡関係者合わせて約40人が参加。東洋紡の竹内郁夫社長は、

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東洋紡 庄川工場の織布生産が被災、4月上旬の再開予定

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2024年1月23日

 東洋紡は22日、元日に発生した能登半島地震による庄川工場(富山県射水市)の同日時点の被災状況などを発表した。

 同工場は各種テキスタイルの織布と加工を担う。人的被害はなく、従業員全員の無事を確認した。工場建屋と設備の一部に損傷が発生した。そのため、織布部門では現在、安全確保に向けて、工場建屋と設備の復旧を進めており、織布部門と隣接建屋で製造する一部品目に関しては、4月上旬の生産再開を予定する。製品出荷は当面の間、在庫などで対応する。

 加工部門は点検の結果、操業に支障がないことが確認できたため、今月9日から生産活動を再開している。