出光興産 徳山事業所のSAF製造、基本設計に移行

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2024年8月5日

HEFA技術で25万㎘、アセット最大限活用

 出光興産は2日、徳山事業所(山口県周南市)におけるHEFA技術によるSAF(持続可能な航空燃料)製造プロジェクトについて、FS(事業化調査)を完了し、次のフェーズであるFEED(基本設計)に移行すると発表した。

HEFA-SAF 製造設備の建設予定地である徳山事業所(写真中央)

 2030年までに

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出光興産 ナフサ分解炉の燃料アンモニア転換、2割超を達成

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2024年3月19日

 出光興産はこのほど、徳山事業所(山口県周南市)の商業用ナフサ分解炉などにおいて、アンモニアを燃料として使用するための実証を実施したと発表した。

燃料アンモニアの実証実験を行った徳山事業所のナフサ分解炉

 既存燃料の

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出光興産 徳山事業所でバイオマス発電所が竣工、国内四件目

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2022年12月15日

 出光興産は13日、徳山事業所(山口県周南市)にバイオマス発電所「出光徳山バイオマス発電所」を新設し、竣工式を行ったと発表した。営業運転の開始は2023年1月を予定しており、発電した電力は小売電気事業を行う出光グリーンパワーへ供給する。

新設した「出光徳山バイオマス発電所」

 出光興産が出資するバイオマス発電所としては、

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出光興産 徳山事業所に高効率ナフサ分解炉を新設

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2020年12月14日

 出光興産は11日、徳山事業所(山口県周南市)に高効率ナフサ分解炉を新設したと発表した。今後、試運転期間を経て、来年2月に商業運転を開始する。

新設したナフサ分解炉
新設したナフサ分解炉

 高効率ナフサ分解炉は、原料であるナフサを短時間で熱分解することでエチレンの得率を高め、熱効率を向上させる。これにより、従来の分解炉と比較し約30%の省エネルギー効果が発揮でき、年間約1万6000tのCO2削減に寄与する。ナフサは粗製ガソリンとも呼ばれる石油製品の1つで、分解炉を経由し熱分解することで、エチレンやプロピレンなどの石化製品の基礎原料となる。

 同事業所ではエチレン製造装置により年間約62万tのエチレンを生産し、主に周南コンビナートに供給している。こうした中、エチレン製造装置内にある旧型のナフサ分解炉2基を停止し高効率ナフサ分解炉1基を新設した。

 なお、今回の件は工場の省エネルギー化を支援する経済産業省の「省エネルギー投資促進に向けた支援補助金」を活用している。今後も、省エネルギー推進により事業活動に伴う環境負荷の低減に努めるとともに、地球環境と経済が調和した地域社会形成への貢献を目指す。