新日本理化 フタル酸系可塑剤値上げ、コスト高を是正

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2022年3月17日

 新日本理化は16日、フタル酸系可塑剤全般を4月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は、バルク品(ローリー)が「71円/kg以上」、包材品(ドラム・缶)が「76円/kg以上」。

 対象製品については、同社は昨年、原油・国産ナフサ価格の高騰、原料メーカーの採算是正などを背景に4回の価格改定を実施した。しかしながら、今年に入りウクライナ情勢の混迷が深まり、再び原油・国産ナフサ価格が急騰、フタル酸系可塑剤の原料アルコールおよび無水フタル酸メーカーなどから大幅な値上げの要請を受けている。加えて、ドラム缶などの包材価格も上昇。これらのコスト上昇分を自助努力のみで吸収するのは困難なことから、安定供給の継続のため値上げせざるを得ないと判断した。

 なお、ウクライナ情勢の先行きは極めて不透明なため原油マーケットが日々乱高下しており、状況次第では改定幅を変更する場合もあるとしている。

新日本理化 人事(2022年4月1日)

2022年3月11日

[新日本理化・人事](4月1日)▽代表取締役会長執行役員生産本部長藤本万太郎▽代表取締役社長執行役員研究開発本部長兼新事業企画室長三浦芳樹▽執行役員営業本部長盛田賀容子▽執行役員企画管理本部長垰下太一▽退任(執行役員)、取締役研究開発本部エグゼクティブフェロー川原康行▽同(常務執行役員営業本部長)、アルベス社長就任予定鮫島政昭▽同(執行役員社長付特命事項担当)、参与関係会社担当福田英男▽同(同役員生産本部長)、参与環境安全品質保証部長青柳賢治▽同(同役員研究開発本部長兼研究開発部長)、日新理化社長兼工場長就任予定布美博▽経営企画部長兼CN推進室長木原義博▽経理部長嘉永浩一▽生産本部副本部長兼研究開発本部副本部長兼研究開発部長水谷利洋▽営業第一部長星野大輔▽営業第二部長堀内正人▽環境品質保証室長山中正彦▽DX推進室長兼情報システム部参事乾徹。

 

新日本理化 組織改正(2022年4月1日)

2022年3月11日

[新日本理化/組織改正](4月1日)①新事業企画室、CN推進室、DX推進室の新設・三部署を新設し、第12次中期経営計画の実現に向けて更なるスピードアップを目指す▽新事業企画室:「情報・通信」「モビリティ」「ライフサイエンス」の3領域の成長戦略を立案する▽CN推進室:カーボンニュートラルの実現に向けて全社戦略を立案する▽DX推進室:デジタル化による製造・業務の生産性向上を目指す②営業本部の部署統合および名称変更▽オレオケミカル部と可塑剤事業部を統合し営業第一部に改称する▽樹脂原料部を営業第二部に改称する③環境安全品質保証部を新設し、安全推進室および環境品質保証室を設置する。

新日本理化 研究職など執行役員制度改定、職責を明確化

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2022年3月11日

 新日本理化は4月から、研究職の最高位として執行役員と同等に処遇する「エグゼクティブフェロー制度」を新設する。

 具体的な研究開発目標の早期達成と

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新日本理化 情報システム部新設、DX推進し新市場創出

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2022年1月14日

 新日本理化は今月1日付で、経営計画に基づいたシステムの企画立案と要件定義を担う「情報システム部」を新設した。激変するビジネス環境に呼応するため、データと先進的なITツールを活用する。

 同社は第12次中期経営計画の中で、「デジタルトランスフォーメーション(DX)推進による生産性向上および新市場の創出」を掲げており、その実現に向けて、情報システム部が中心となり DXチーム・各部署と連携することで業務プロセスの見直しとデジタル化を進めていく考えだ。

 具体的には、新設の情報システム部で①IT戦略とシステム企画②基幹システムと社内インフラの構築・運用・保守③前記業務のサポート・ヘルプデスクを行っていく。

新日本理化 組織改正(1日)

2022年1月14日

[新日本理化/組織改正](1日)▽情報システム部を新設する▽企画管理本部は経営企画部、秘書室、人事総務部、経理部および情報システム部を統轄する。