日鉄ケミカル&マテリアル ビスフェノールAを値上げ、原料が高騰

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2022年6月27日

 日鉄ケミカル&マテリアルは24日、ビスフェノールA(BPA)について、7月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「45円/kg以上」。

 BPA需要は、中国ロックダウンの影響や、半導体不足により陰りが見えているものの、ロックダウン明け後の需要増に加えエポキシ新増設も控えており、需給バランスを維持すると見られている。こうした中、足元の原油価格上昇を発端に、原料であるベンゼン市況が1400ドル、国産ナフサも8万円/klを超えるレベルまで上昇。加えて燃料のC重油も上昇するなど原料費および用役費の高騰が継続。また、設備老朽化によるメンテナンス費用も増大している。同社は、コストアップが相次いでいることから、価格改定せざるを得ないと判断した。

日鉄ケミカル&マテリアル 人事(2022年6月1日)

2022年5月26日

[日鉄ケミカル&マテリアル・人事](6月1日)▽総合研究所炭素材料センター新規応用技術開発グループリーダー戸畑勤務相原洋一▽同研究所有機材料開発センター長戸畑勤務辻大志▽同研究所基盤技術センター長木更津勤務川田敦志▽同研究所プロセス開発センター触媒利用プロセス開発グループリーダー戸畑勤務清水健博。

日鉄ケミカル&マテリアルの3月期 各セグメント好調で増収増益に

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2022年5月11日

 日鉄ケミカル&マテリアルは10日、2022年3月期の連結業績(IFRS)を発表した。売上高は前年比40%増の2498億円、事業利益3.3倍の253億円となった。コロナ禍の継続や、原材料価格の高騰、世界的半導体不足や物流混乱などの影響はあったが、高騰した原料コストの販売価格転嫁や高度化する顧客ニーズに応える高付加価値製品の拡販などに取り組み、大幅な増収増益を達成した。

 セグメント別で見ると、

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日鉄ケミカル&マテリアル 人事(2022年4月1日)

2022年3月31日

[日鉄ケミカル&マテリアル・人事](4月1日)▽品質保証推進部エスパネックスグループリーダー木更津勤務榮森久▽同部九州グループリーダー細田泰弘▽コールケミカル事業部炭素材品質保証グループリーダー小野浩嗣▽同事業部炭素材部管理グループリーダー渡邉彰一▽同事業部同部生産技術グループリーダー北山拓郎▽同事業部同部炭素材営業グループリーダー大串章徳▽同事業部同部ナフタリン・無水フタル酸営業グループリーダー神橋孝治▽同事業部同部タールファイン営業グループリーダー後藤武司▽同事業部鹿島製造所総務・環境安全・品質管理室長嶋泰彦▽同事業部同製造所タール工場長長須真二▽機能材料事業管理部第一管理グループリーダー高橋克明▽同部第二管理グループリーダー芳賀邦彦▽同部技術グループリーダー山本浩司▽機能樹脂・基板材料事業部エスパネックス営業部営業グループリーダー田原弘章▽金属箔応用商品事業部営業部メタル担体営業グループリーダー神田大海▽同事業部金属箔製造部管理グループリーダー戸早弘子▽マイクロン事業部製造部生産室長黒田正人▽同事業部同部出荷室長梅谷真也▽コンポジット事業部社会資本材料部補強材料グループリーダー立石晶洋▽同事業部コンポジット開発部社会資本材料開発グループリーダー秀熊佑哉▽MCND事業部MCND製造部技術グループリーダー尾形康治▽総合研究所回路基板材料センター次世代材料開発グループリーダー木更津勤務西山哲平▽同研究所同センター回路材料技術サポートグループリーダー木更津勤務近藤栄吾▽同研究所エポキシ樹脂材料センターエポキシ樹脂・加工品開発グループリーダー袖ケ浦勤務岩下新一▽九州製造所総務部物流グループリーダー山崎徳之。

日鉄ケミカル&マテリアル BPAを値上げ、コストアップを転嫁

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2022年3月24日

 日鉄ケミカル&マテリアルは23日、ビスフェノールA(BPA)について、4月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「50円/kg以上」。

 BPA需要は、ポリカーボネート樹脂向けは半導体不足・物流ネックにより需要の一部には陰りが見え始めている反面、エポキシ樹脂向けは、依然として中国を中心に風力発電用途向けなどの需要が堅調に推移している。加えて、今後春の定修シーズンを迎えることもあり、足元の需給バランスを維持すると見られる。

 こうした中、原油上昇を発端に原料となるベンゼン市況が1200ドル、国産ナフサも8万5000円を超えるレベルまで上昇。加えて燃料となるC重油も上昇するなど原料費および用役費の高騰が継続している。同社は、原料費高騰や用役費の上昇、設備老朽化によるメンテナンス費用増大など、これらのコストアップを価格転嫁せざるを得ないと判断した。

日鉄ケミカル&マテリアル 人事(2022年4月1日)

2022年3月18日

[日鉄ケミカル&マテリアル・人事](4月1日)▽コールケミカル事業部事業企画部長前田武史▽同事業部炭素材部長畑中暢洋▽同事業部同部担当部長道古義治▽同事業部鹿島製造所長渡邉健二▽機能材料戦略企画部長荒井昭平▽機能材料事業管理部長松本勝之▽機能樹脂・基板材料事業部エスパネックス営業部長徳田裕一▽同事業部エポキシ生産管理部長佐藤祥生▽同事業部エポキシ営業部長田中功▽ディスプレイ材料事業部有機EL営業部長西尾公孝▽金属箔応用商品事業部営業部長菅野充▽同事業部金属箔製造部長平松真二▽同事業部海外生産サポート部長稲熊徹▽マイクロン事業部技術グループリーダー矢木克昌▽同事業部製造部長齋藤道太▽コンポジット事業部コンポジット開発部長小森篤也▽同事業部姫路工場長杉山哲也▽同事業部同工場担当部長島田政紀▽広畑製造所品質管理部長野本英朗。

日鉄ケミカル&マテリアル 役員人事(2022年3月31日)

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2022年3月10日

[日鉄ケミカル&マテリアル・役員人事](31日)▽退任(常務執行役員機能材料事業部長委嘱)河原伸行(4月1日)▽取締役同役員機能材料戦略企画、機能材料事業管理に関する事項管掌同事業部門担当金子高之▽取締役社長付安浦重人▽常務執行役員機能樹脂・基板材料事業部長委嘱梶原洋三▽同役員金属箔応用商品事業部長委嘱泉真吾▽執行役員コールケミカル事業部長委嘱宮木勢▽同役員金属箔応用商品事業部副事業部長委嘱メタル担体事業に関する事項につき、泉常務執行役員を補佐森井典紀▽同役員コンポジット事業部長委嘱同事業部産業材料・TEPreg部長事務取扱下条憲一▽同役員CSR部長委嘱コールケミカル事業の海外事業に関する事項につき、宮木執行役員に協力経営企画に関する事項につき、加藤取締役執行役員を補佐末永正彦▽同役員化学品事業部長委嘱NSスチレンモノマー社長大谷星郎▽参与ディスプレイ材料事業部長委嘱同事業部エスファイン営業部長事務取扱長谷部浩一▽顧問遠藤正巳▽参与機能樹脂・基板材料事業部副事業部長委嘱山﨑真▽同同事業部副事業部長委嘱エポキシ事業に関する事項につき、梶原常務執行役員を補佐幡野千尋▽同新日本テクノカーボン取締役副社長※3月中旬定時株主総会就任予定島谷智彦▽同人事部長委嘱機能材料戦略企画に関する事項につき、金子取締役常務執行役員を補佐菊本信治▽同広畑製造所長委嘱長嶋一郎▽同法務担当花井正樹(6月24)▽退任(取締役社長付)、特任顧問安浦重人▽取締役宮木勢。

日鉄ケミカル&マテリアル エポキシ製品を値上げ、原料高に対応

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2022年3月7日

 日鉄ケミカル&マテリアルは4日、各種エポキシ樹脂製品について4月1日出荷分から値上げすると発表した。対象製品および改定幅は、ビスフェノールA(BPA)・ビスフェノールF(BPF)系液状/固形エポキシ樹脂が「70円/kg以上」、BPA・BPF系液状エポキシ樹脂蒸留品が「100円/kg以上」、フェノキシ樹脂が「100円/kg以上」、オルソクレゾールノボラック型エポキシ樹脂が「70~300円/kg」、結晶系エポキシ樹脂が「70~500円/kg」、ハロゲンフリー難燃(リン含有)エポキシ樹脂が「70円/kg以上」。

 国産ナフサ価格は、昨年9月以降も上昇を続け、ベンゼンやフェノールをはじめとする基礎素材の高騰によるエポキシ樹脂の原料価格上昇に歯止めがかからない。また、エポキシ樹脂の主原料であるエピクロロヒドリンは供給タイトが継続し大幅に市況が上昇していることに加え、クレゾールやリン鉱石など供給制限に伴う原料価格の上昇も避けらない状況にある。

 こうした中、同社は、原料安定調達のためには、上昇する原料価格を受け入れざるをえないため、今回、値上げを決定した。なお、今後の原料動向次第では、さらなる価格転嫁の可能性もあり得るとしている。

日鉄ケミカル&マテリアル 組織改正(2022年4月1日)

2022年3月7日

[日鉄ケミカル&マテリアル/組織改正](4月1日)①部を超える組織の統合・再編▽機能材料事業部「エスパネックス部」と「エポキシ事業部」を統合し、「機能樹脂・基板材料事業部」を新設する▽機能材料事業部「ディスプレイ材料部」と同事業部「有機EL材料部」を統合し、「ディスプレイ材料事業部」を新設する▽「金属箔事業部」と「メタル担体事業部」を統合し、「金属箔応用商品事業部」を新設する②部相当組織の統合・再編▽「機能材料戦略企画部」を新設する▽「機能材料事業企画第一部」と「機能材料事業企画第二部」を統合し、「機能材料事業管理部」を新設する▽「機能樹脂・基板材料事業部」の下部組織として、「エスパネックス営業部」「エポキシ生産管理部」「エポキシ営業部」を設置する▽「ディスプレイ材料事業部」の下部組織として、「エスファイン営業部」「有機EL営業部」を設置する▽「金属箔応用商品事業部」の下部組織として、「営業部」「金属箔製造部」「海外生産サポート部」を設置する。