東レ CFRPに注力、用途別戦略で収益性改善

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2024年6月18日

航空用と産業用で差別化、ゾルテック黒字が視野

 東レは炭素繊維複合材料(CFRP)事業について、収益が悪化したゾルテック事業の立て直しを図るとともに、引き続き高成長・高収益事業として戦略を実行する方針だ。

大矢社長

 先日開催した経営説明会において大矢光雄社長が説明した。大矢社長は

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東レ 合繊糸・綿・不織布を値上げ、原料などコスト上昇

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2024年6月18日

 東レは17日、衣料用・産業用の各分野へ販売するナイロンやポリエステルなどの合繊糸・綿(わた)・不織布を7月出荷分から値上げすると発表した。対象製品は、ナイロン6、66長繊維(衣料用・産業用)、ナイロン6、ナイロン66短繊維、ナイロンBCF糸、ポリエステル長繊維(衣料用・産業用)、ポリエステル短繊維、ポリエステル長繊維不織布「アクスター」、ポリプロピレン長繊維不織布、アクリル短繊維。改定幅は「20~80円/kg」(海外からの輸入糸含む)。

 合繊糸と綿については、物流費の上昇を理由に、3月末に4月からの値上げを発表したが、その後も国内運輸費上昇に加えて、国際情勢変化によるスエズ・パナマ運河の混雑継続、紛争地回避輸送などにより、原料や原糸輸入のための運賃・フレート費用の上昇は継続している。また、東レおよび協力工場での国内生産工場の人手不足・要員維持のための労務費、業務委託費が上昇しているほか、円安影響により、原料や輸入原糸のコストはさらに上昇している。

 こうした事業環境下、同社はあらゆる角度から徹底的なコスト削減や効率化などを続けてきたが、コストの上昇は自助努力のみで吸収できる範囲を超えていることから、安定した品質での製品供給や、さらなる高付加価値品の開発・提案を行う体制を維持・推進するため、価格改定の実施を決めた。

東レ サニブラウン選手と高機能ウェアを共同開発

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2024年6月6日

 東レはこのほど、トップアスリートのサニブラウン・アブデル・ハキーム選手と、高機能ウェアを共同で開発した。プーマジャパンより、「HSB DAWNコレクション」として、一部店舗および公式オンラインストアで、今月15日から販売を開始する。

サニブラウン選手と共同開発したウェア

 アイテムはトレーニングシャツ(シングレット、半袖、長袖)、パンツ(3インチ・7インチ)、タイツ(ハーフ、ロング)。いずれのウェアも、サニブラウン選手の要望に最大限に対応することができる最先端の高機能素材を使用している。サニブラウン選手は今後、このウェアを着用しトレーニングやレースに臨む。

 東レは、

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東レ リサイクルPBTを共同開発、コネクターに適用

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2024年5月30日

 東レと矢崎総業はこのほど、製造工程から出る端材を利用し、自動車ワイヤーハーネス用コネクターに適用可能な「リサイクルPBT樹脂グレード」を共同開発したと発表した。

 従来のPBT樹脂グレードと比較し、

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東レ 猫慢性腎臓病治療薬、欧州での国際共同治験を開始

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2024年5月24日

 東レはこのほど、猫慢性腎臓病治療薬「ラプロス」について、欧州での国際共同治験を開始したと発表した。

 猫の慢性腎臓病は、

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東レ、PFASフリーのモールド離型フィルム開発

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2024年5月24日

金型汚れを5分の1、半導体製造の稼働率を向上

 東レは22日、先端半導体向けPFASフリーのモールド離型フィルムを実用化したと発表した。

PFASフリーのモールド離型フィルム

 同フィルムは、モールド工程の

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東レ CO2削減と経済性を両立する包装材を共同開発

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2024年5月17日

 東レはこのほど、ダウ、COMEXI、サカタインクス、SGK JAPANと共同で、リサイクル性と印刷プロセスのCO2削減、かつ経済性との両立が可能な「表刷りモノマテリアルフィルム包装材技術」を開発した。

「表刷りモノマテリアルフィルム包装材」と従来のフィルム包装材との比較

 同技術は、欧州食品プラ規制にも対応しており、

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東レ 車いす用可搬形スロープ、次世代モデルを共同開発

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2024年4月26日

 東レと住友ゴム工業はこのほど、車いす用可搬形スロープの次世代モデル開発に向け、共同開発契約を締結したと発表した。今後、両社の技術力と知見を融合し、より安全・快適な性能およびメンテナンス性の向上に取り組み、介護現場の課題解決に貢献していく。

車いす用可搬型スロープ「ダンスロープエアー2」

 超高齢社会において、

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東レ 真球状PA4微粒子開発、海洋ビーズ問題を解消

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2024年4月25日

 東レはこのほど、海洋生分解性をもつ真球状のポリアミド(PA)4微粒子を新たに開発した。今後、マイクロプラスチックビーズの使用が禁止される化粧品原料として、サンプル提供と評価を行う。量産販売に向けた技術開発を進め、2024年度末の発売を目指す。

生分解性の真球状ポリアミド4 微粒子

 同社は、

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