SEMI、セミコン・ジャパン 今年はリアル展示会開催

, , ,

2021年4月7日

 SEMIはこのほど、世界を代表するエレクトロニクス製造サプライチェーンの国際展示会「セミコン・ジャパン」のリアル展示会を、12月15~17日、東京ビッグサイト東展示棟で開催すると発表した。今年はバーチャル展示会も併設し、「セミコン・ジャパン2021 ハイブリッド」として新たな開催となる。リアル展示会には750社と5万5000人の来場を見込んでおり、出展申し込みをウェブサイト(https://www.semiconjapan.org/jp/exhibits/become-exhibitor)で開始。なお、バーチャル展示会の申し込みや詳細は、6月末の案内を予定している。

 昨年の「セミコン・ジャパン2020」は、新型コロナの影響により初のバーチャル展示会となった。今年は、年初からの世界的な新規感染者数の減少傾向、ワクチン接種の開始、さらには各種国内イベントで実証された感染対策への参加者の高い意識を考慮し、SEMIはリアル展示会を東京で安全に開催できると判断した。

 DXが急激に進展し半導体需要が高まる中で、人と人の出会いや生のコミュニケーションを提供できるリアル展示会を再開することで、参加者のビジネス機会を創出する。また、昨年の「セミコン・ジャパン」では、バーチャル展示会となったことで、移動せずに参加、24時間いつでも参加、といったメリットを初めて提供し、参加者や出展者から高い評価を得た。

 今年はリアルとバーチャルを併設することで、リアル展示、バーチャル展示、あるいは両方といった出展の選択肢が増える。出展者は、それぞれの展示の特長を生かした効果的な活動が可能だ。