東洋紡 高機能ファイバー製品を値上げ、電力費など高騰

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2023年2月28日

 東洋紡はこのほど、高機能ファイバー製品の一部銘柄について、4月1日出荷分から値上げすると発表した。対象製品と値上げ幅は、超高強力ポリエチレン繊維「イザナス」が現行価格から「15~20%」、ポリパラフェニレンベンズオキサゾール(PBO)繊維「ザイロン」が「20%」となっている。

 対象製品の製造に使用する一部原料と副原料価格のさらなる高騰が懸念される中、燃料費や電力費、物流経費といった諸経費も上昇し、製造コストを押し上げている。こうした状況下、同社は徹底したコスト削減に努めているが、現在の価格体系では顧客への安定的な製品供給が困難と判断し、今回、価格改定の実施を決めた。

東洋紡 FO膜が世界初の浸透圧発電プラントに採用

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2023年2月24日

 東洋紡はこのほど、デンマークのベンチャー企業SaltPower社が世界で初めて実用化に成功した浸透圧発電プラントに、東洋紡の中空糸型正浸透膜(FO膜)が採用されたと発表した。同発電プラントは同国マリアージャにあるNobian社の製塩工場に設置され、今年4月中の稼働開始を予定する。

東洋紡のFO膜が採用された逆浸透発電プラント

 浸透圧発電とは、

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東洋紡 人事①(2023年3月31日)

2023年2月8日

[東洋紡・人事①](3月31日)▽退任(常務執行役員ライフサイエンスソリューション本部長)、取締役社長特命事項担当大内裕▽同(同役員モビリティソリューション本部長)、竹中茂夫※4月1日付グループ管理総括部付事業アドバイザー▽同(同役員イノベーション部門の統括)大田康雄※4月1日付イノベーション部門付社長特命事項担当▽同(同役員品質保証本部長、新社設立準備室の担当)荒木良夫※4月1日付環境・機能材本部付▽退任(同役員人事・総務・法務部門の統括)白井正勝※4月1日付人事・総務・法務部門特命事項担当(4月1日)▽執行役員品質保証本部長品質保証統括部長岩崎正一▽同CDOデジタル戦略総括部長矢吹哲朗▽同コーポレートコミュニケーション部長石丸園子▽同イノベーション部門統括伊藤勝也▽同人事・総務・法務部門統括稲田武彦▽同安全防災部長岩国事業所長有本尚▽同環境・機能材本部付池田和仁。

 

東洋紡 組織改正②(2023年4月1日)

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2023年2月7日

[東洋紡/組織改正②](4月1日)▽「品質保証本部」関係(1)「フイルム・機能マテリアル品質保証総括部」を廃止する(2)「モビリティ品質保証部」を廃止する(3)「生活・環境品質保証部」を廃止する(4)「機能繊維・商事品質保証部」を新設する(5)「環境・機能材品質保証部」を新設する▽「フイルム・機能マテリアルソリューション本部」関係(1)「フイルム・機能マテリアルソリューション本部」は、「フイルム本部」に改称する(2)「フイルム・機能マテリアル管理総括部」は、「フイルム企画管理総括部」に改称する(3)「フイルム・機能マテリアルマーケティング戦略総括部」は、「フイルム新事業開発総括部」に改称する(4)「バイロン・ハードレン事業総括部」と「化成品加工事業総括部」は、「環境・機能材本部」へ移管する(5)「機能マテリアル生産技術総括部」は、「ポリマー生産技術総括部」に改称する▽「ライフサイエンスソリューション本部」関係 ・「ライフサイエンスソリューション本部」は、「ライフサイエンス本部」に改称する▽「企画部門」関係・「デジタル戦略部」は、「デジタル戦略総括部」に改称する▽「管理部門」関係・「グループ経営管理部」は、「グループ管理総括部」に改称する。

 

東洋紡 GHG排出量削減目標がSBT認定を取得

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2023年2月3日

 東洋紡はこのほど、同社グループの掲げる2030年度までの温室効果ガス(GHG)排出量削減目標が、世界的なイニシアチブであるSBTの認定を取得したと発表した。

東洋紡グループの掲げる2030年度までのGHG排出量削減目標がSBT認定取得。2020年度比で、スコープ1、2:27.0%削減、スコープ3:12.5%削減を目指す

 認定を受けたGHG排出量削減目標は、

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東洋紡 Al系ポリエステル重合触媒が貢献、化学技術賞

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2023年1月26日

 東洋紡はこのほど、「アルミニウム系ポリエステル重合触媒の開発と工業化」について、日本化学会から2022年度「第71回化学技術賞」を受賞したと発表した。受賞したのは、コーポレート研究所の佐藤万紀氏、フィルム・機能マテリアルマーケティング戦略総括部の久保田冬彦氏ら5氏。

「TOYOBO GS Catalyst」を使用して製造したPET樹脂(写真手前)

 一般的なPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂の

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