東亞合成 徳島県に水素ステーションを開設 今年度の開業を目指す

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2020年6月8日

 東亞合成はこのほど、徳島県の「水素グリッド構想」に賛同し、同社徳島工場(徳島市川内町)の隣接地にオフサイト方式による定置式水素ステーションの開設を決定した。

 水素社会の実現に向け、燃料電池自動車(FCV)・燃料電池バス(FCバス)などの普及促進のため、日本水素ステーションネットワーク合同会社(JHyM)と共同で取り組む。また、原料水素に同工場から発生する水素を供給することで、地産地消による効率的かつ安定的な運営を行っていく。充填能力は300 N㎥/h以上。今年度の開業を目指し準備を進めている。

 東亞合成グループでは、地球温暖化防止をはじめとする環境負荷低減を推進し、より豊かな暮らしに役立つ製品の開発・提供を通じて持続可能な社会の実現に貢献していく考えだ。