業界筋によると、9月の汎用四樹脂の国内出荷は、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)の4品目とも前年同月比マイナスとなった。供給量の減少もあり、LDPE、HDPE、PPの3樹脂は9月単月の出荷量としては近年で最低レベルとなっている。
物価上昇が続く中、
2022年10月21日
2020年8月21日
業界筋によると、7月の汎用4樹脂の国内出荷は、低密度ポリエチレン(LD)、高密度ポリエチレン(HD)、ポリプロピレン(PP)は前年同月比でマイナスを継続。6月に引き続き単月の出荷量として近年では最低レベルの出荷となった。
特にLD、HDではフィルム分野を中心にほとんどの分野で出荷が減少している。PPは射出成型分野の減少が続いているが、フィルム分野、繊維向けの出荷では持ち直しが見られる。ポリスチレン(PS)は、前年の出荷が総じて低レベルだったこともあり、包装分野、雑貨・産業分野での出荷増から僅かながらプラスとなった。
一方、前月比では、4樹脂ともプラスとなった。定修による供給ネックが解消されたことに加え、消費マインドや製造業の生産活動が改善されたことが背景にある。
7月の品目別の出荷合計は、LDは
2020年7月27日
業界筋によると、6月の汎用四樹脂の国内出荷は、すべての樹脂で前年同月比マイナスを継続。5月に引き続き単月の出荷量として近年では最低レベルの出荷となった。ただ前月比では、営業日数の増加に加え、5月下旬にコロナ禍による緊急事態宣言が解除されたことでプラスに転じた。個人消費の面では厳しい状況が続いているものの、経済活動が再開されたことで持ち直しの動きが出始めているもようだ。
前年比で分野別に見ると、主用途であるポリエチレン(LDPE、HDPE)のフィルム分野、ポリプロピレン(PP)の射出成形分野、ポリスチレン(PS)の包装分野の出荷で大幅な減少が見られた。
6月の品目別の出荷合計は、
2020年6月19日
業界筋によると、5月の汎用4樹脂の国内出荷は、すべての樹脂で前月比、前年同月比ともにマイナスとなった。近年の5月の出荷量としていずれも最低レベルとなっている。連休に伴い営業日数が減少する中、緊急事態宣言下の消費動向は前月に比べ改善傾向が見られたものの依然として厳しい状況が継続した。また、産業分野での輸送機械関連などを中心とした生産面のマイナス影響も出ている。
前年比で分野別に見ると、主用途であるポリエチレン(LDPE、HDPE)のフィルム分野、ポリプロピレン(PP)の射出成形分野、ポリスチレン(PS)の包装分野の出荷で大幅な減少が見られた。
5月の品目別の出荷合計は、LDPEは
2019年6月21日
業界筋によると、5月の汎用四樹脂の国内出荷は、ポリプロピレン(PP)はプラスとなったものの、低密度ポリエチレン(LDPE)と高密度ポリエチレン(HDPE)はマイナス、ポリスチレン(PS)は微減となった。
PPは前年が定修影響から出荷が制限された状態にあったが、今年は定修規模も縮小し、射出成形分野などの出荷が増加したことからプラスになった。LDPEとHDPEは、フィルム分野で出荷減少が続いていることもありマイナス。PSは雑貨・産業分野、FS分野での増加がある一方、包装分野の出荷が減少し微減となっている。
5月の出荷合計(輸出含む)を品目別で見ると、
2019年5月24日
業界筋によると、4月の汎用四樹脂の国内出荷は、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)の4樹脂ともプラスとなった。前年が定修に備えた在庫積み増しが続いていたこともあり、出荷自体がある程度抑え気味の傾向にあった。
これに対し、今年は定修規模が前年ほどでないこともあり、LDPEでは特に加工紙分野、HDPEでは中空成形分野などの出荷が増加しプラスとなった。PPでは射出成形分野を中心とした主要分野の出荷が大きく増加しプラス。PSは前年に出荷の落ち込みが見られたが、今年は全ての分野で出荷が増加した。
4月の出荷合計(輸出含む)を品目別で見ると、
2019年4月19日
業界筋によると、3月の汎用四樹脂の国内出荷は、高密度ポリエチレン(HDPE)とポリプロピレン(PP)が前年同月比でプラス、低密度ポリエチレン(LDPE)とポリスチレン(PS)がマイナスとなった。
前年が定修に備えた在庫確保の動きも相まって、例年に比べて低調な出荷状況だったのに対し、今年は、HDPEでは特に中空成形分野、PPでは射出成形分野を中心に出荷が増加しプラスとなった。一方、PSは前年の出荷が高めであったこともあり、マイナスとなった。
3月の出荷合計(輸出含む)を品目別で見ると、
2019年3月22日
2019年1月25日