九州大学など 全固体電池実現へ前進、電解質の低温焼結成功

, , , , , ,

2023年7月20日

 九州大学大学院、物質・材料研究機構(NIMS)らの研究グループは、酸化物固体電解質の中でも高いイオン伝導度をもつLi7La3Zr2O12(LLZ)に焼結助剤をナノレベルで複合化した独自材料を新たに開発し、イオン伝導度の低下を引き起こすことなく、汎用的なセラミックプロセスの焼結温度を750℃に低温化することに成功した。

研究グループが作製した全固体電池の充放電サイクル特性と正極層の拡大図(右上)

 同材料では、接触面積が増加し

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について