石化協 MMAモノマー、2021年国内出荷12万4000t

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2022年1月31日

 石油化学工業協会が28日に発表した2021年(1-12月期)のMMA(メタクリル酸メチル)の需給実績によると、モノマーの国内出荷は前年比7%増の12万3600tとなった。ポリマーの

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石化協 2021年エチレン生産7%増、稼働率94.6%

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2022年1月31日

 石油化学工業協会が28日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、2021年(1-12月期)のエチレン生産は前年比6.6%増の633万2600tとなった。稼働プラントの年間平均稼働率は94.6%と昨年から

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《化学企業トップ年頭所感》石油化学工業協会 和賀昌之会長

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2022年1月12日

 石油化学産業に携わる者にとって重要なテーマのひとつに地球温暖化対策がある。日本政府は2050年カーボンニュートラル(CN)実現を目標に掲げ、グリーン成長戦略の策定、経済成長に資するカーボンプライシングの検討などの政策を進めている。CNに向けた個々の対応は会員各社の取り組みによるところが大きいが、石化協としても地球温暖化問題解決に向けて積極的に貢献する基本姿勢に立ち、課題の把握、共有化あるいは他団体との連携といった必要な取り組みに努めていきたい。

 また、環境負荷低減に向けてはGHG問題以外にも、廃プラ問題も含めての客観的な判断指標LCAの普及も重要だと考える。さて、足元の世界経済を見ると、コロナ禍の収束については予断を許さない状況にあることに加え、半導体不足などの原材料の供給制約や原油価格の乱高下、米中関係の一層の緊張など国際情勢は多くの不確実要因を抱えている。我が国としては、引き続き環境変化に迅速かつ機敏に対応することが求められる年であり、コロナ禍以降も見据えて、石化業界としても正面から内外の課題に引き続き取り組んで行くことが重要と考えている。

 一方、国内の石化業界の状況を見ると、エチレン設備の実質稼働率は、2020年6月~2021年11月まで18カ月連続90%を超え高稼働を維持している。協会長として、まず何よりも工場の24時間操業、製品の安定供給に尽力し高稼働を支えた製造現場の皆様の努力に感謝を申し上げたい。コロナ禍により石化産業が人々の生活に必要不可欠な産業と認識してもらっているが、高稼働が継続しているときこそ安定供給責任を果たすため、石化業界としては、これまでにも増してさらなる保安・安全の確保に努めていく。

 当協会としては我が国の石油化学産業の持続的発展に向け、①保安・安全の確保・向上、②事業環境の基盤整備、③グローバル化対応の強化に取り組む。この他の広報活動として、毎年発行しているデータ集「石油化学工業の現状」について2022年版を作成・配布するほか、石化協ホームページ上で有益な情報の更新アップに努める。また、石化産業IT利活用の推進に努め、情報セキュリティ対策の強化を支援していく。

石化協 MMAモノマー、11月の国内出荷前年比19%減

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2021年12月24日

 石油化学工業協会が23日に発表した11月のMMA(メタクリル酸メチル)の需給実績によると、モノマーの国内出荷は前年同月比19%減の9075tとなった。3月以来8カ月ぶりにマイナスとなり、再び1万t割れとなった。

 ポリマーの国内出荷は、

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石化協 11月のエチレン生産は1%増、3カ月連続プラスに

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2021年12月24日

 石油化学工業協会が23日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、11月のエチレン生産は前年同月比1.3%増の54万5400tとなった。3カ月連続で前年実績を上回っている。前年は1社1プラントの定修が実施されていたが、

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石化協 APIC2022インド大会、来年も開催を延期

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2021年12月24日

 石油化学工業協会は23日、来年に延期が予定されているアジア石油化学工業会議(APIC2022・インド大会)について、来年の開催を見送り、2023年の開催についても来年3月に再度協議すると発表した。

 11月にAPIC加盟7協会のウェブ会議を開催した結果、①APIC加盟各国におけるコロナ禍の現状、各国でのワクチン接種の進展状況およびオミクロン株の出現・拡大状況などに鑑みると、2022年にAPIC開催を計画することは困難と判断、②2023年に開催を計画することの可否も含め来年3月に再度協議する、という結論に至った。

 長引くコロナ禍のためAPIC開催見送りが続いているが、事務局会議ではリアル方式での開催に意義があるとの認識で一致している。

石化協 8月のエチレン換算輸出入、11万5000tの出超

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2021年11月26日

 石油化学工業協会が発表したエチレン換算輸出入実績によると、8月は11万5300tの出超となった。エチレン換算輸出は前年同月比24.6%減の18万6600tとなり、3カ月連続でマイナスとなっている。

 主要品目では、

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石化協 MMAモノマー、10月の国内出荷は前年比6%増

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2021年11月19日

 石油化学工業協会が18日に発表した10月のMMA(メタクリル酸メチル)の需給実績によると、モノマーの国内出荷は前年同月比6%増の1万1068tとなり、1万t台を回復した。ポリマーの国内出荷は、

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石化協 10月のエチレン生産は8%増、2カ月連続プラスに

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2021年11月19日

 石油化学工業協会が18日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、10月のエチレン生産は前年同月比7.6%増の55万6500tとなった。2カ月連続で前年実績を上回っている。前年は1社1プラントの定修が実施されていたのに対し、今年は定修がなかったことが背景にある。稼働プラントの平均稼働率は94.0%と前月から0.5ポイント上昇したが、フル稼働の目安とされる95%を6カ月連続で下回る結果となった。

 他の17品目については、

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石化協 「石油化学工業の現状2021年」冊子を発行

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2021年11月1日

「石油化学工業の現状2021年」表紙

 石油化学工業協会はこのほど、「石油化学工業の現状2021年」を発行した。「石油化学工業の現状」は、同協会創立3周年目に当たる1961年に初版を発行して以来、ほぼ毎年発行され、今日まで60年にわたり〝石油化学産業に関する基礎データ集〟として幅広く活用されている。

 同冊子に掲載している、日本の石油化学コンビナートの現況図や各種統計は、広範な製造業のサプライチェーンの川上に位置する化学産業の構図把握のための資料として、産・官・学の各方面で使用されている。また、日本の石油化学産業の再編状況や同協会会員企業の国内・海外での主要石油化学製品の生産品目についても分かりやすく解説。多くの図やグラフを掲載したわかりやすい内容となっており、化学業界関係者のみならず、学生や一般の人にも利用できる内容となっている。

 なお、希望者には実費(700円/部+送料)にて配布。同協会ホームページ(https://www.jpca.or.jp)「刊行物案内」に掲載の〝刊行物お申込みフォーム〟より請求することができる。問い合わせは、同協会総務部(広報担当)TEL:03-3297-2019まで。