三井化学 高機能プラスチック展に開発品などを出展

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2020年11月30日

 三井化学は27日、幕張メッセで来月2~4日に開催される「第9回高機能プラスチック展」に出展すると発表した。

三井化学ブースのイメージ
三井化学ブースのイメージ

 ヒトの体温を感知して、触れたカラダをやさしく包み込む形状記憶シート「HUMOFIT(ヒューモフィット)」、既存耐油ゴム代替であり工数削減による生産性向上に貢献する超耐油熱可塑性エラストマー「ミラストマ―(Rシリーズ)」、耐熱性と低温特性改善に貢献する高機能性液状ポリマー「ルーカント」、金属代替可能な変性ポリアミド6T「アーレン」といった新素材や主力製品に加え、開発品である人肌の温もりが接着剤となる不思議で透明な「体温感知自己粘着シート」、ヒトには無害で害虫に対して忌避作用をもつ「防虫シート」など、全23製品を出展する。

 ブース番号は17‐58。

 

ハイケム 高機能プラスチック展、中国製の生分解性材料を紹介

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2020年10月20日

 ハイケムは19日、12月2~4日に幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される「第9回高機能プラスチック展」に出展すると発表した。

 今回は「バイオプラスチックゾーン」での出展となり、中国・安徽豊原福泰来聚乳酸社製のPLA(ポリ乳酸)や、PBAT(ポリブチレンアジペートテレフタレート)をはじめ、中国の生分解性材料全般を紹介するほか、複数の生分解性材料を組み合わせたコンパウンドやオーダーメード提案などを行っていく。

 ハイケムは、生分解性材料のトータルソリューションカンパニーを目指し、世界の海洋プラスチック問題を解決したいとの考えの下、中国で急速に発展する生分解性市場にいち早く取り組み、PLAやPBATなどの日本市場への紹介を開始している。

 PLAでは、中国の大手食品添加物メーカー安徽豊原集団と事業戦略パートナーシップ契約を締結し、豊原集団の関係会社である安徽豊原福泰来聚乳酸が製造するPLAの日本市場での展開を始めた。また、フィルム用途として多く使われているPBATや複数の生分解性材料を組み合わせたコンパウンドやオーダーメードでの提案も行っている。

 中国政府によりプラスチック汚染対策が強化される中、生分解性材料関連の新プラント建設による生産能力の増加により、2030年までに需要は428万tに達し、市場規模は855億元(約1兆3000億円)に達するとの予測もある。ハイケムは、日中の架け橋としてこれまで培ってきた経験や信頼関係をベースに、中国で急成長する生分解性材料の日本での訴求を図っていく考えだ。

 なお、最終日の4日(13時40分~14時40分)には、「世界をリードする日本と中国の生分解性材料の現状」をテーマに、同社の営業活動から見えてきた日中の現状などについてセミナーを予定している。