澤田会長「成果の種を社会実装化することが重要」
クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(CLOMA)はこのほど、「CLOMAフォーラム2021」をオンラインで開催し、1200名以上が参加した。
CLOMAは、海洋プラスチックごみの問題解決に向けて、プラ製品のより持続可能な使用、ならびにプラ廃棄物の削減につながる革新的な代替品の開発と導入・普及を図るため、業界の垣根を越えて経済界全体としての活動を企画・推進し、官民一体となって素材を通じた持続可能な発展を推進する母体となることを目的とし、2019年1月に159社・団体で発足したが、現時点で430社・団体にまで拡大している。
澤田道隆会長(花王会長)は、「CLOMAが発足し2年半が経過した。行政の支援をいただきながら3部会(普及促進部会、技術部会、国際連携部会)が積極的に活動を行っており、多くの成果が出てきている。今後は、