デンカ 能登半島地震の影響、青海工場は順次操業を再開

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2024年1月19日

 デンカは18日、元日に発生した能登半島地震による製造設備や操業への影響について発表した。

 青海工場(新潟県糸魚川市)は、地震発生直後から一部を除き緊急停止していたが、設備の点検・補修作業を進め、1月4日以降、安全を確認した設備から順次操業を再開。今月末には概ね通常操業へ復帰できる見込み。

 五泉事業所(新潟県五泉市)は、抗原検査キットなど検査試薬は安全を確認した上で4日より順次通常操業しており供給への影響はない。インフルエンザワクチンは来シーズンの生産に向けて準備中。その他の関連設備、製造設備についても大きな被害はないという。