三菱ケミカルホールディングス 中計達成は環境悪化で厳しい状況

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2020年2月17日

越智社長「ポートフォリオ改革で収益力は向上」

 三菱ケミカルホールディングスは、中期経営計画「APTSIS20」(2016~2020年度)の進捗について事業説明会を開催した。

中期経営計画「APTSIS 20」の進捗を説明する越智仁社社長
中期経営計画「APTSIS 20」の進捗を説明する越智仁社社長

 越智仁社長は「米中貿易摩擦の影響で昨年は1、2月に業績が落ち込んだ。4月以降には回復傾向となったが、今年に入り新型ウイルスの影響で再び事業環境が厳しさを増している」と語った。

 財務目標の進捗については「2019年度のコア営業利益は2100億円を見込んでいる。最終年度の目標である4100億円の達成は難しいだろう」との認識を示した。そして、「今の状況は

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三菱ケミカルホールディングス 越智社長「10年後の世界は今よりさらに厳しい」

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2019年8月19日

 三菱ケミカルホールディングス(HD)は8日、本社で記者懇談会を開催し、中期経営計画(2011~2020年度)の進捗、また次期中計の策定や経営方針について説明を行った。

 景況感について越智仁社長は、「米中貿易摩擦が深刻化している。中国経済は減速しているが、(米国が発表した)第4次追加関税が発動すれば、年末はさらに悪化してくるだろう。米国経済も、輸入品価格の上昇で消費者のデマンドが落ちる可能性があり、また、米中への輸出に依存している欧州経済への影響も免れない。世界経済は来年初めまでは

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【40周年突破記念・国際化特集】三菱ケミカルホールディングス代表執行役社長 越智仁氏

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2019年3月29日

 世界は多極化へ、リージョナルヘッドクォーターで対応

 ━米中摩擦やブレグジットをどう見ますか。

 IMG_1147越智社長 HP用 起こるべくして起こったと思います。米中摩擦は技術や情報管理に関わる問題で、単純に貿易赤字を解消するという交渉ではないので、決着には1年や1年半という時間はかかるでしょう。

 ブレグジットについては、ハード・ブレグジットにはならず、延期しながら答えを見つけることになる可能性が高いと思います。

 こうしたことで、景気は全般的に足踏みしている印象です。米中貿易摩擦を意識して、中国経済も少し減速していますし、欧州も中国への依存が大きいので、影響を受けている感じがしています。

 ━化学産業が2017、18年と良かったのは。

 MMAやポリカーボネートなどは需給にタイト感があって、スプレッドが拡大したことはありますが、それだけではなく、

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三菱ケミカルホールディングス 越智社長「将来に向け基盤固めが必要」

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2019年1月17日

 三菱ケミカルホールディングスは15日、都内で記者懇談会を開催した。

三菱ケミカルホールディングス 越智仁社長 
越智社長

 冒頭のあいさつで越智仁社長は、「日経平均が2万円を切る中、新年がスタートしたのは意外だった。経済3団体(経団連・日商・経済同友会)からも話が出ていたが、トランプ大統領の影響もありなかなか先が見通せない状況にある」との懸念を示した。

 ただ、「こういう時代が来ることは解っていたのではないか。

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